大ヒット中国映画『共謀家族』メイキング&インタビューの特別映像が公開
中国で大ヒットを記録した完全犯罪映画『共謀家族』(7月16日公開)から、撮影の様子とキャストのインタビューが盛り込まれた特別映像が公開された。
本作は、暇さえあれば映画ばかり観ている映画マニアのリー・ウェイジエが、愛する家族を守るため完全犯罪を計画するトリック・サスペンス。サマーキャンプに参加した娘が不良高校生に暴行され、動画を撮られてしまう。後日、動画をネット上に公開すると脅しにきたその高校生を揉み合いの末、誤って殺してしまったことを聞かされたリーは、映画のトリックを駆使して完全犯罪を計画する。主人公のリーを『唐人街探偵 東京MISSION』のシャオ・ヤンが、妻のアユーを『チィファの手紙』などのタン・ジュオが演じ、新鋭サム・クァー監督がメガホンをとった。
公開された特別映像では、リー役のシャオが子役たちに優しく接している撮影風景から始まり、子供がいないという彼がどのように役作りをしたかが語られる。また、妻アユー役のタンや、不良高校生の母親でラーウェン警察局長役のジョアン・チェンらも、それぞれの役作りや、作品の軸となる違う立場から見た事件の捉え方について明かしている。映像の最後には、本作が問いかける「善と悪は考え方次第」という言葉とともに、先日公開された本編の予告編映像も。驚がくの展開に期待が膨らむ内容になっている。(高橋理久)