マーベル『ブレイド』出演者が『ブラック・ウィドウ』をバッシング?
マーベル映画『ブレイド』(1998)に出演した俳優スティーヴン・ドーフが、マーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』をインタビュー内でバッシングした。
【画像】『ブラック・ウィドウ』やスカヨハを痛烈に批判したスティーヴン・ドーフ
『ブレイド』で主人公と敵対するヴァンパイア、ディーコン・フロストを演じたスティーヴン。マーベル映画に出演した過去がある彼だが、The Independent のインタビューで「俺は『ブラック・ウィドウ』には出たくないからね」と切り出すと、「どうせ彼女は500~700万ドルの出演料をもらっている。俺はそのような類の映画には出たくないし、俺は次世代の(スタンリー・)キューブリックとなる若手監督を探して、その人のために演じるよ」などとバッシングと思える発言をしている。
また、スティーヴンは『ブラック・ウィドウ』だけでなく、今年4月に行われた第93回アカデミー賞授賞式についても失望したという。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年より小規模だった授賞式を「今年のオスカーは今まで観た中で最も恥ずかしい内容だった」と表現。「映画産業は大きなゲーム番組になりつつある。自分が何をしているかわからない俳優と映画監督ばかりで、映画・テレビドラマが詰まった配信サービスという小さな箱は、今やめちゃくちゃなコンテンツになっている」と続けた。
『ブラック・ウィドウ』は、アベンジャーズの一員として活躍する女性スパイ、ナターシャ・ロマノフの知られざる過去と秘密に迫る単独映画。7月8日より劇場公開され、翌日9日よりディズニープラスのプレミア アクセスでも配信となる。また、スティーヴンが出演していた『ブレイド』は現在、マーベル・スタジオ製作よる再映画化が進められている。(編集部・倉本拓弥)
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