コン・ユ＆パク・ボゴム『SEOBOK』本編映像公開！ソボクの名前の由来とは？
韓国の人気俳優コン・ユとパク・ボゴムが共演する映画『SEOBOK／ソボク』（7月16日公開）の本編映像が公開された。
本作は、余命宣告を受けた元情報局エージェントのギホン（コン・ユ）が、人類初のクローンであるソボク（パク・ボゴム）を護衛する任務につくSFエンターテインメント。任務早々に襲撃を受けて2人だけになってしまったギホンとソボクが、危機的な状況のなか衝突を繰り返しながらも徐々に心を通わせていく姿を描き出す。メガホンをとったのは『建築学概論』のイ・ヨンジュ監督。
このたび公開された本編映像は、ギホンが研究所で初めてソボクの存在を目の当たりにするシーンを切り取ったもの。ソボクを作り出した研究員シン・ハクソン（パク・ビョンウン）から説明を受けるギホンの目線の先には、研究所内にある人工的な浜辺にポツンと座り込み、壁に映された海の映像を眺めるソボクの姿が。さらに、ソボクの名前が2,500年前に始皇帝の命を受け不老不死の霊薬を探したと言われる実在の秦の家臣・徐福（ソボク）にちなんでつけられたことが明かされる。
なお、初めてソボクが登場するこのシーンでイ・ヨンジュ監督は観客に「彼が本当の海辺にいるように錯覚させたかった」そう。そんな監督の希望を実現すべく、『パラサイト 半地下の家族』のプロダクションデザインを手掛けたイ・ハジュンが、空間の随所に鳥や海、草木といった自然の要素を取り入れ、無機質な研究所とは正反対なソボクの住処を完成させた。（須田璃々）