横浜流星らが主演!『DIVOC-12』藤井道人監督チームのキャスト発表
12人の映画監督と12本の短編からなるオムニバス映画『DIVOC-12』(今秋公開)に、横浜流星、石橋静河、小野翔平、窪塚洋介、笠松将が出演することが明らかになった。
『DIVOC-12』はソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによる、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優の継続的な創作活動を支援する映画製作プロジェクト。プロジェクトの中核となって映画制作を牽引していく3人の監督は、『新聞記者』の藤井道人監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子監督。それぞれの監督のもとに、一般公募より選ばれた新人監督を含めた9名が集い、共に映画を制作していく。
今回発表されたのは、“成長への気づき”というテーマを掲げる藤井監督チームのキャストたち。横浜流星は藤井監督がメガホンを取る『名もなき一篇・アンナ』に、石橋静河は志自岐希生監督の『流民』に主演する。林田浩川監督の『タイクーン』では小野翔平がオーディションで主演を掴み取り、彼を支えるキャストとして窪塚洋介も出演。一般公募で選ばれた廣賢一郎監督の作品タイトルは『ココ』で、笠松将が主演を務める。キャスト陣のコメントは以下の通り。(清水一)
横浜流星
息苦しい世の中だからこそ、今回の企画に対して、強い想いをもって参加することが出来ました。その中で藤井さんに撮ってもらえたことが本当に幸せです。僕のことを応援してくださっている方々は藤井さんの作品が大好きな方も多いと思うので、そんな方々にもこの作品を届けられるのは嬉しいですし、1人でも多くの方にこの作品が届けばいいなと思っています。
石橋静河
志自岐監督に初めてお会いした時、アメリカと日本という二つの文化の狭間で揺れ動いているような姿が印象に残りました。分断ではなく、文化・価値観の違いを超えた世界を見たい、という監督の叫びは極めて私的なものであり、だからこそ、この作品は多くの人の心に届く力を持っていると強く感じています。
小野翔平
林田組に参加させて頂きました小野翔平です。この映画が自分にとって初めての映画出演になれたことをとても嬉しく思います。藤井監督チームのテーマは“成長への気づき”。この作品を見終えたみなさんを少しでも勇気づけることができるよう、撮影に挑みました。グローバルな視点を持つ林田監督がこの作品で伝えたいことが少しでも多くの方に伝わればいいなと思います。ぜひ楽しみにしてください!!
窪塚洋介
改めて短編映画の面白さや可能性を感じました。今回ボクが出演することで、才能のある監督たちが大きな夢に向かう、その大事なスタートラインのひとつになるよう盛り上げられたら嬉しいです。
笠松将
自分の未熟さを再確認させられた作品でした。期待してもらえる立場になった今、改めて初心に戻る事を教えてもらった気がします。「この悔しさをバネに、今後も精一杯やれ」と。この作品に刻まれた想いは忘れる事は無いと思います。見てくださる方にも、なにか伝われば嬉しいです。