「ロキ」は今後のMCU作品に劇的影響!マルチバース本格化へ
14日に最終話を迎えるマーベルの実写ドラマシリーズ「ロキ」について、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「恐らく、過去のどのシリーズよりもマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に大きな影響を与えるでしょう」と公式インタビューで予告している。(以下、「ロキ」第5話までのネタバレを一部含みます)
【画像】ファン急増中のアリゲーター・ロキも!変異体ロキまとめ
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で四次元キューブの力を利用し、アベンジャーズの前から姿を消したロキ(トム・ヒドルストン)。本作は、時間の流れを守る組織TVAに捕まったロキが、組織のエージェント・メビウス(オーウェン・ウィルソン)と共に、改変した現実を修復する任務に挑むさまを描いてきた。
マーベル・スタジオは「ワンダヴィジョン」から始まったMCUフェーズ4より、マルチバース(いくつもの並行世界)の導入を計画している。「ロキ」においても、時間を監視するTVAや、変異体と呼ばれる別の時間軸のロキが登場。ソフィア・ディ・マルティーノ演じるシルヴィをはじめ、クラシック・ロキ、自慢好きロキ、キッド・ロキ、アリゲーター・ロキといった個性豊かなロキたちの存在が明かされた。
マルチバース導入で新たな局面を迎えるMCUにおいて、「『ロキ』はとてつもなく重要です」と断言するファイギ。「恐らく、過去のどのシリーズよりもMCUに大きな影響を与えるでしょう。『ワンダヴィジョン』も『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』ももちろん真実なのですが、『ロキ』にはそれらを超えるMCUの真実があるのです」と同作が今後のMCUに劇的影響を与えるという。
「ロキ」の脚本家マイケル・ウォルドロンは、映画『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題) / Doctor Strange In The Multiverse Of Madness』の脚本も執筆している。マルチバース本格化にあたり、マイケルは「『ロキ』の結果や影響が、『ドクター・ストレンジ』などの映画にも表れるのを観ることになる」と本作の重要性を語っている。
変異体の捜索から始まり、予想外の展開が連続してきた「ロキ」。最終話では、虚無の世界で謎の城を見つけたロキとシルヴィの最終決戦が描かれる。(編集部・倉本拓弥)
「ロキ」はディズニープラスにて独占配信中 (毎週水曜日16時に新エピソード配信)