『ザ・フラッシュ』撮影現場の事故でクルーが負傷
現地時間29日、スコットランドのグラスゴーで撮影が行われている、米ワーナー・ブラザースが製作する新作ヒーロー映画『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』 の撮影現場で事故が起こり、撮影クルーが負傷したとVarietyが報じた。
米ワーナーの広報担当者は、同サイトへの声明で「『ザ・フラッシュ』の撮影中に事故が発生しましたが、幸いにも深刻な怪我を負った者はいません。巻き込まれたクルーには、手順に従って、すぐに医療措置が施されました」と説明。「私たちは全従業員の幸福を第一に考え、全てのプロダクションにおいて、厳格な健康安全規則を実施しています」としている。
同作は、超人的なスピードを誇るヒーロー、フラッシュ/バリー・アレンの活躍を描く初の単独映画。エズラ・ミラーが主演を務め、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ監督がメガホンを取る。
コミック「フラッシュポイント」をベースに“マルチバース(いくつもの並行世界)”が導入され、ベン・アフレックが演じるバットマン/ブルース・ウェインに加え、かつて『バットマン』(1989)などでバットマンを演じたマイケル・キートンの出演が報じられている。地元メディアの Glasgow Live によると、事故はバットマンのチェイスシーンの撮影中に起きたもので、巻き込まれたのはカメラクルーだという。(西村重人)