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【ネタバレ注意】『ザ・スーサイド・スクワッド』ピースメイカーがスピンオフに選ばれた理由

どんな物語が語られるのか? ジョン・シナ演じるピースメイカー(左)
どんな物語が語られるのか? ジョン・シナ演じるピースメイカー(左) - (c)2021 WBEI TM&(c)DC

 DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(全国公開中)のジェームズ・ガン監督が、HBO Max 向けにスピンオフシリーズの配信を予定している、本作の主要キャラクターの一人、ピースメイカー(ジョン・シナ)について、彼がスピンオフの主人公に選ばれた理由を Entertainment Tonight に明かしている。(本記事は一部『ザ・スーサイド・スクワッド』の内容に触れています)

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』予告編

 スーパーヒーローを苦しめた凶悪な犯罪者たちが、減刑と引き換えに政府の危険なミッションに挑む『ザ・スーサイド・スクワッド』。ジョン・シナふんするピースメイカーは、その名の通り平和を求める一見まともなキャラクターだが、そのためには「男も女も子供も殺す」と言ってのける危険人物だ。ガン監督は、ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)をはじめ登場するクセの強い悪党たちのなかでも、ピースメイカーには語られていない物語が数多くあると語る。

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 「(スピンオフを作りたいと思った)理由はいろいろあるけど……ハーレイには彼女自身についての完結した物語が映画内にある。しっかりと完結するアーク(一連の物語)があるんだ。それはブラッドスポートもリック・フラッグも、ラットキャッチャー2もそう。彼らは、良くも悪くも、劇中で自分自身について何かしらを学ぶ。だけどピースメイカーは最低な奴で、映画でもゲス野郎のままだ。でも僕は、その背景には何かがあるんじゃないかと思った。映画ではブラッドスポートやラットキャッチャー2の背景をフラッシュバックで見ることができるけど、ピースメイカーにはそれがない」と明かす。

 また、ジョン・シナの演技力も理由のひとつ。「この映画で見せるジョンのドラマチックな演技の才能は、表面を引っ掻いた程度のものだ。彼の才能をさらに追求して、完全な披露できる場を与えたいと思ったんだ」

 同作はすでに撮影が終了しており、2022年1月に配信予定。ピースメイカーの起源を描くシリーズと報じられている本作について、ガン監督は、過去のスーパーヒーロー物とは全く異なる作品になると自信をのぞかせる。「まず何よりも、一人の男の物語であって、スーパーヒーロー要素は二の次なんだ。しかも、これまでのどのヒーロードラマよりもアクションシーンが多い、完全に独立した壮大なSF作品でもあるんだ」。(編集部・入倉功一)

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