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『フリー・ガイ』2週目も絶好調で首位キープ!

全米ボックスオフィス考

『フリー・ガイ』がV2!
『フリー・ガイ』がV2! - (C) 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 先週末(8月20日~8月22日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ライアン・レイノルズ主演のアクションコメディー映画『フリー・ガイ』が興行収入1,879万ドル(約21億円)で2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)

【画像】小ネタがいっぱいの『フリー・ガイ』

 オンラインアクションゲームのモブキャラを主人公にした同作。予想を大きく上回るオープニング興収を上げた前回に続き、前週比をわずか33.8%ダウンに抑えるなど2週目も絶好調。猛威を振るう新型コロナウイルスデルタ株によって興行界が再び厳しさを増してきている中での快挙といえる。ディズニーにとって、劇場のみでの大規模公開(=ディズニープラスでの同日配信はナシ)は同作が今年初。「本作は映画館でしか見られない」という事実が、2週目の高いキープ率につながっているのは間違いないだろう。

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 2位には、人気アニメシリーズの劇場版『パウ・パトロール ザ・ムービー』が興収1,314万8,340ドル(14億円)で初登場。コロナ禍でも子供向け映画は比較的好成績を残しており、同作も予想を上回る出足となった。「Paramount+」でも同時に配信開始となっている。

 そのほかの初登場組では、マギー・Qマイケル・キートンサミュエル・L・ジャクソンら出演のアクションスリラー『ザ・プロトジェ(原題) / The Protege』が7位、レベッカ・ホール主演のサイコホラー『ザ・ナイト・ハウス(原題) / The Night House』が8位、ヒュー・ジャックマン主演のSFサスペンス『レミニセンス』が9位にランクインした。(編集部・市川遥)

8月20日~8月22日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『フリー・ガイ』
2(初)『パウ・パトロール ザ・ムービー』
3(3)『ジャングル・クルーズ
4(2)『ドント・ブリーズ2
5(4)『リスペクト
6(5)『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
7(初)『ザ・プロトジェ(原題) / The Protege』
8(初)『ザ・ナイト・ハウス(原題) / The Night House』
9(初)『レミニセンス』
10(7)『ブラック・ウィドウ

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