大久保佳代子が長セリフに挑戦!『浜の朝日の嘘つきどもと』本編映像が公開
高畑充希が主演し、『百万円と苦虫女』などのタナダユキ監督がオリジナル脚本でメガホンを取った映画『浜の朝日の嘘つきどもと』(9月10日公開・8月27日福島先行公開)から、大久保佳代子が長セリフに挑戦した本編映像が公開された。
本作は、福島県南相馬市に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の浜野あさひ(偽名:茂木莉子)が、恩師との約束である朝日座の再建のため、映画館を守ろうと奮闘するストーリー。福島中央テレビの開局50周年記念オリジナルドラマの前日譚で、高畑があさひを、大久保が高校時代の恩師・田中茉莉子を演じるほか、甲本雅裕、竹原ピストル、光石研、吉行和子ら個性豊かな豪華俳優陣が共演する。
公開された本編映像は、茉莉子先生が放課後の視聴覚室で元気のない様子のあさひにこっそりお気に入りの映画を見せた後、フィルムの投影方法の説明を始めるシーン。夕暮れが差し込む視聴覚室と、茉莉子先生の優しい語り口、頭上のポップなイラストによって柔らかい雰囲気が広がっていく。
このシーンで長セリフに挑戦した大久保は「セリフすべてを覚えなくてもいいパターンもあるのかな?と思って、先輩(高畑)にコソッと聞きました」と明かす。その質問に対し、高畑は「最悪カンペを近くに置いて読んじゃえば?」と助言したというが、実際は全てのセリフを覚え、そんな撮影前の不安を感じさせない、魅力あふれるシーンに仕上がっている。(高橋理久)