林遣都、『護られなかった者たちへ』バディ役・阿部寛との共演振り返る「優しくてカッコいい」
映画『護られなかった者たちへ』(10月1日公開)から、刑事・蓮田を演じる林遣都が本作の撮影を振り返ったコメントと共に、真剣な表情を捉えた場面カットが公開された。
本作は、作家・中山七里の同名小説を実写映画化するヒューマン・ミステリー。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役を佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が担うほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、永山瑛太、緒形直人など豪華キャストが集結。『64-ロクヨン-』シリーズ、『友罪』『糸』などの瀬々敬久が監督を務める。
公開されたのは、笘篠と共に、利根を追う蓮田役の林の姿を捉えた場面カット。蓮田は宮城県警に配属されて間も無い刑事。捜査に対して人一倍ストイックな苫篠の隣で、どこか冷めた態度で捜査にあたる役柄だ。林は、蓮田を演じるにあたって、「蓮田は震災を直に経験しておらず、この事件に関わって、いろんなものを自分で目にして考えが変わっていくという、視聴者の方に近い役どころだったので、どういった風に思いが変わっていくのかとか、なにを考えているのかという点に重きを置いてやっていました」と蓮田ならではのキャラクター性を理解して撮影に挑んだ。
また、初参加となった瀬々組については、「率直に、瀬々組楽しかったなという思いでいます」と振り返り、阿部との撮影については「今回阿部さんとバディでやらせていただくというのも、僕にとってこの作品に参加する中での大きなやりがいの一つでしたし、実際にお会いしてみて、想像していた以上に優しくてカッコいい方でした」と語り、「自分が役者という道を歩んでいく上で、大切にしていくべきことをいろいろ教えていただきました」と阿部との共演で役者として多くのことを経験できたと明かしていた。(編集部・梅山富美子)