『マッドマックス』なワイリー・コヨーテ!『スペース・プレイヤーズ』本編シーン公開
ワーナー・ブラザースの名キャラクターたちが、映画の垣根を越えて共演する『スペース・プレイヤーズ』(全国公開中)から、名作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の世界で、ロード・ランナーとワイリー・コヨーテがいつものチェイスを繰り広げる本編映像が公開された。
映画会社のAIスーパーサーバーに吸いこまれたNBAのスター選手レブロン・ジェームズが、離れ離れになった息子を救うために、最強のバスケチームを結成しようと奮闘する本作。バッグス・バニーを筆頭に、アイアン・ジャイアント、ドロゴン(ゲーム・オブ・スローンズ)、キングコングといった、ワーナーの誇る名作映画のキャラクターが次々に登場する。
公開された本編映像は、レブロンたちが、大ヒットアクションの4作目『怒りのデス・ロード』の世界を訪れる場面。改造車が砂漠を爆走する終末世界では、「ルーニー・テューンズ」でいつも追いかけっこをしている人気キャラクター、ロード・ランナーとワイリー・コヨーテが、アニメと同じくチェイスを繰り広げている。
火炎放射器が火を噴く改造車の横を涼しい顔で疾走するロード・ランナー。彼を狙うのは、全身白塗りの武装集団ウォー・ボーイズになりきったワイリー・コヨーテだ。ウォー・ボーイズらしく、口に銀のスプレーを吹き付けたワイリー・コヨーテは、プラカードで「WITNESS ME!」(俺を見ろ!)の名セリフまで再現。『怒りのデス・ロード』本編を思い出す、命がけ(?)のスタントも披露している。世紀末仕様になった、レブロンとバッグス・バニーのファッションにも注目だ。
メガホンを取ったマルコム・D・リー監督は、ワーナー作品が次々に登場する本作について「無限の可能性があった」と語っている。「(ワーナーの)サーバーから自分たちのキャラクターを連れてくるんだ。『マッドマックス』や『マトリックス』の世界からね。それらは全てビジュアルなお楽しみだよ。ワーナー・ブラザースのライブラリーに収められている幅広い豊富な作品を目にできるのさ」。(編集部・入倉功一)