相葉雅紀、3年ぶり連ドラ主演でネットニュース記者に!家族役に佐々木蔵之介&段田安則
テレビ朝日系で10月期に放送される金曜ナイトドラマ「和田家の男たち」(毎週金曜よる11時15分~0時15分)で相葉雅紀が主演を務めることが発表された。相葉が連続ドラマに主演するのは「僕とシッポと神楽坂」以来となる3年ぶり。
相葉雅紀、3年前の連ドラではモフモフなワンちゃんと共演【写真】
本作で相葉が演じるのは、15年勤めた会社がコロナ禍で突然倒産し、デリバリーサービスの配達員に勤しむ37歳の和田優。ひょんなことから20数年ぶりに祖父の寛と再会を果たし、さらには疎遠になっていた父の秀平に「一緒に住まないか」と提案されたことで、3人はひとつ屋根の下で一緒に生活することに。デリバリー配達員を続けながら、和田家の家事全般を担っていたある日、大学の後輩のツテでネットニュース編集部の記者として記事を書き始めることとなる……というストーリーが展開する。
父の秀平を演じるのは佐々木蔵之介。テレビ局の報道番組「フロンティアニュース」の総合プロデューサーを務める秀平は亡くなった優の母・りえの再婚相手で、25年前にりえが亡くなって以来、血の繋がらない優を男手一つで育ててきた。多忙な日々を送っていたこともあり、息子は家事一切が万能な青年へと成長。その後、大学卒業と同時に独立した優とは別々に生活し、コロナ禍で音信不通になっていたが、ひょんなことから再会することに。また、元新聞社の社長で現在は論説委員としてコラムを寄稿している新聞界のレジェンドともいうべき祖父の寛役を段田安則が務める。
脚本を担当するのは「長男の嫁」「ふたりっ子」などのホームドラマで知られる大石静。同じ「マスコミ」といえども三者三様に、異なる職業倫理や価値観、矜持を持つ和田家の面々が日々の食卓を主な舞台に、事件の大小を問わず、意見を闘わせ、時代と対峙していくことになる。(編集部・大内啓輔)
コメント
・相葉雅紀(和田優役)
今回の作品は、台本のセリフ一つひとつが思いもよらない伏線になっていたり、コメディー的な部分とシリアスな部分の対比が絶妙で、こんな風に言ったら大石さんに怒られるかもしれないですけど(笑)、とても面白いんです!
僕が演じる和田優が、しばらく会っていなかった父、祖父と再会し、まさかの男3人暮らしをスタートさせるなかで、少しずつ打ち解けながら、記者としても成長していくといった物語になっていますので、優と一緒に僕自身も回を重ねながら成長していきたいと思っています。
また、今回の作品では大先輩の段田安則さん、佐々木蔵之介さんとご一緒できるということも、とても楽しみです。蔵之介さんとはドラマでは初共演なのですが、作品を拝見すると、どんな役も演じられて、とてもセクシーで、優しくて素敵な方だという印象を抱いています。段田さんとは20年前に連続ドラマで共演させていただきました。嵐になって初めて出させていただいた作品だったのですが、それ以来、20年ぶりにご一緒させていただくので、うれしい気持ちでいっぱいです。
3年間、連続ドラマの現場から離れていましたが、戻ってきました! マスコミという珍しい題材のドラマですが、みなさんの金曜の夜の癒やしになれたら嬉しく思います。全力を尽くし、すべてを出し切るつもりで頑張ります!
・佐々木蔵之介(和田秀平役)
このドラマでは、報道に関わる三者三様の「この時代をどう生き抜くか」ということが描かれていると思います。それぞれの年齢、キャリア、社会的立場によっていろいろな価値観がある中で、“ホームドラマ”ということで、食卓を囲みながら、その価値観をぶつけ合っていく、今までにない感じが面白いな、と感じました。この3人の家族も、これまでにあまり顔を合わせていなかったんですけど、コロナ禍だからこそ3人が顔を合わせてそれぞれがお互いのことを見聞き知って、助け合いながら生きていくような、未来に向かっていくような、そんな素敵なお話だなと思いました。
僕が演じるのはニュース番組のプロデューサー。カッコいい役ではあるんですが、想像がつかないなあ……(笑)。報道マンとしての彼の矜持であるとか、使命であるとか、彼の礎がどのようなものか考えながら気概を持って演じていこうと思います。
相葉さんが演じる優は出会う人、一人ひとりに対して丁寧に親身に接しその人を尊重し、その人の思うことを受け入れて、そして聞き上手で癒やしてあげる、まさに名前の通り、優しい人間で、相葉さんにぴったりだなと思いながら台本を読みました。
段田さんが演じる寛は、揺るぎない精神を持ったとてもまさにかっこよくチャーミングな役。段田さんしかなしえない、嫉妬を覚えるぐらい面白い役だと思います。心強い仲間と3人で一緒にやれることが、楽しみですし、幸せです。
とても面白い、豊かなドラマになると思いますので、もしよろしければご家族で楽しんでいただけたらと思います。
・段田安則(和田寛役)
最初に台本を読んだときから「面白い作品だな」と感じました。男3人で暮らす、というその“男”の中に僕が入っていいのかな、とちょっと驚きはしましたけどね(笑)。
僕が演じる和田寛は“新聞界のレジェンド”と呼ばれる人物で、女性にもよくモテる。僕も女性はもちろん大好きですけど、「よくモテる」という部分に関しては、これからしっかりと準備をして臨まないといけないな、と思っておりまして……。“新聞界のレジェンド”たる貫禄と、女性を魅了するフェロモン、というこの二つの高い壁に挑んでいこうと、今、固く決意をしたところであります。
俳優というのは、普段の自分ではないものになれる、その落差が楽しくもあるわけですので、犯罪者を演じることもあれば、その犯罪者を追う刑事になることもある──そんな経験のひとつとして、今回の和田寛というキャラクターを演じたいと思います。
相葉くんとは、20年ほど前にドラマでご一緒して以来、久しぶりの共演です。蔵之介さんともしっかりと一緒にお芝居するのはほぼ初めてなので、とても楽しみにしています。相葉くんのおじいちゃんには見えなくもないかもしれないけど、蔵之介さんのお父さんに見えるかな……と、そこは少し心配ではありますが……(笑)。
親子三代にわたる男たちの物語、最近ではなかなかなさそうな作品ですが、とっても面白そうです。僕が視聴者なら絶対に観ます! ぜひ楽しみになさってください。