『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』最新予告編が公開!
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(10月1日公開)の予告編映像が公開された。
イギリスの敏腕諜報(ちょうほう)員ジェームズ・ボンドの活躍を描く『007』シリーズ第25弾にあたる本作。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の映画としても注目を浴びている。諜報員の仕事から離れてリタイア後の生活の場をジャマイカに移していたボンドが、誘拐された科学者の救出任務という過酷なミッションにあたることになる。監督はテレビドラマ「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」などのキャリー・フクナガ。
今回、最新の予告編映像が全世界一斉に公開された。映像は、ボンドの宿敵ブロフェルドが「運命の再会だ」と不穏に語るシーンから始まり、身柄を拘束されているブロフェルドが「お前の敵は、私の敵」「どうしてこうなったのか」とボンドに尋ねるも、「お前を長く生かし過ぎた」とボンドは冷酷に言い放つ。
旧友でCIAのフィリックス・ライターが「誰が敵か味方か見分けがつかない」と話すように、見えない敵に対策が立てられないまま手をこまねくMI6。一方、プライベートでは愛する恋人マドレーヌが同僚のマネーペニーに「彼女は奴らの仲間?」と疑われ、徐々に距離を置くように。そんなマドレーヌはボンドのいないところでサフィンに会い、受け取った仮面を見て怯えているが、「人類を淘汰すれば世界はより良い場所になる」と話すサフィンの目的とは?
ほかにも、お馴染みのMI6スタッフ、M、Q、マネーペニーも登場するほか、イタリア・マテラの世界遺産やノルウェーなどで行われた世界規模のロケ地を舞台に、陸・海・空で繰り広げられる迫力満点のアクションが盛り込まれている。ダニエル版ボンドの最後の活躍にふさわしい壮大なスケールの物語に期待が高まる仕上がりとなっている。(編集部・大内啓輔)