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『シャン・チー』俳優、父役トニー・レオンから意外なお誘い「日本でスノボしよう」

トニー・レオンからまさかのお誘いを受けていたシム・リウ
トニー・レオンからまさかのお誘いを受けていたシム・リウ - (C) Marvel Studios 2021

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(9月3日全国公開)で主演を務めたシム・リウが、主人公の父親を演じた先輩トニー・レオンとの出会いや交流について、アジア各国向けのプレスデーで語った。

【画像】悪に染まった父…トニー・レオン演じるシュー・ウェンウー

 本作の主人公は、犯罪組織テン・リングスで授かった最強の力を封印したシャン・チー(シム)。サンフランシスコで新たな人生を歩んでいたが、悪に染まった父が伝説の腕輪を操り世界を脅かす時、自ら封印した力を解き放つ。テン・リングスを率いるシャン・チーの父親シュー・ウェンウーを演じたのが、『インファナル・アフェア』などで知られるトニー・レオンだ。

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 シムとトニーは劇中で、伝説の腕輪(テン・リングス)を用いた激しいバトルにも挑んでいる。憧れのレジェンドとの共演は「とてもナーバスだった」と明かすシムは、トニーとの初対面をこう振り返る。「トニーはスタントのリハーサルを行っていて、僕がそっと彼の側にそばに歩み寄り『ハロー』と声を掛けた。その時、彼の両手を掴んだのも覚えているよ。そして、『あなたが現場にいてくれるのは、ものすごく光栄なことです。あなたから学ぶことを楽しみにしています』と感情的になりながら言ったんだ。彼は本当に生きるレジェンドだからね」

 親子という設定もあり、シムとトニーの二人だけのシーンも多かった。「トニーはとても静かに話すし、優しくて親切なんだ。だから毎日、彼と仕事をしながら、彼の目を見つめることができてとても幸せだった。表現力に富んだトニーの目は、とても有名だからね。彼の目を間近で見ることができたのはもちろん、彼が僕を真っ直ぐ見ていたのは本当に素晴らしいんだ」

 トニーと過ごした時間が、撮影で最も印象的だったと語るシム。撮影を通してどんどん距離が縮まっていったそうで、「トニーはウォータースポーツやスノーボーディングが大好きで、(スノボをしに)日本に行かないかと言われたんだ」と意外な誘いも。「僕はすごく楽しみにしていたんだけど、残念なことにコロナ禍となってしまった。だから、安全な世界になって、彼のオファーを受け入れるのを楽しみにしているんだ」と胸を躍らせた。

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 監督のデスティン・ダニエル・クレットンも「僕が仕事をした最も献身的な役者であり、最も仕事に集中する役者です」とトニーを絶賛しており、「待機時間に役者たちがトレーラーに戻るところ、トニーは絶対に現場を離れない。携帯も持たず、私たちがやっている作業や次のショットのセッティングをじっと見ている。そして、準備ができたら演技をするんだ。あらゆることを見ているから準備ができているし、毎回完璧にこなす。彼がレジェンドであるのにはちゃんとした理由がある」と語っていた。(編集部・倉本拓弥)

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