『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』悪役の能面レプリカが登場
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で悪役サフィン(『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック)が身に着けている能面のレプリカが、007の海外版公式オンラインストアで販売中だ。
サフィンは、世界をより良く「整った」場所にするために数百万人の人々を抹殺しようとしている悪役。予告編には盆栽や砂の庭があるなど日本風なサフィンの家が登場するほか、能面を着けた彼も出てくる。
このサフィンの仮面は、衣装デザイナーのスティラット・アン・ラーラーブが日本の能面にインスパイアされてデザインしたもの。ラーラーブは「意図したのは、このキャラクターの攻撃性に対抗し得る、“まじりけがなく純粋”で無表情で清潔なマスクを作ることでした」と明かし、雪のノルウェーのシーンではこの仮面はカモフラージュの役割も果たしていると語っている。
なお、このレプリカはディスプレイ用で、着用はできないとのこと。数量限定で値段は295ポンド(約4万4,250円・1ポンド150円計算)だ。ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は10月1日に日本公開。日系アメリカ人監督のキャリー・フクナガがメガホンを取った。(編集部・市川遥)