アニメ「風都探偵」2種のイメージボードが公開!監督やスタッフも明らかに
特撮ドラマ「仮面ライダーW(ダブル)」(2009)のその後を描いた同名マンガをアニメ化する「風都探偵」の2種類の作品イメージボードが公開された。
仮面ライダー生誕50周年を記念して制作される「風都探偵」は、仮面ライダー史上初のシリーズアニメ化作品。「仮面ライダーW(ダブル)」の正統続編として、“バディ探偵”左翔太郎とフィリップ、そして謎の美女ときめが、風の街「風都」で巻き起こる新たな怪事件に立ち向かう姿が描かれる。制作は「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」「スーパーカブ」などの「スタジオKAI」が手掛ける。
今回、2種類の作品イメージボードが公開。主人公の翔太郎とともに仮面ライダーWの愛機であるハードボイルダーが登場しているほか、フィリップやときめ、鳴海探偵事務所所長の亜樹子、その夫で仮面ライダーアクセルの照井竜など、主要キャラクターたちの楽しげな雰囲気が描かれている。
また、本作の監督を「ウマ娘 プリティーダービー」シリーズのキャラクターデザイン・総作画監督や、「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズの総作画監督、「アクセル・ワールド」のデュエルアバターデザイン・アクション監督で知られる椛島洋介が務めることが発表。
さらに、副監督を「ブラッククローバー」などの種村綾隆、キャラクターデザイン・総作画監督を「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」「Fate/Apocrypha」などの蛯名秀和と「落第騎士の英雄譚」「戦刻ナイトブラッド」などの小松原聖が担当。音楽を数多くの仮面ライダー作品に携わってきた中川幸太郎と鳴瀬シュウヘイと「仮面ライダーW」シリーズに引き続いて手掛けることも明らかになった。
あわせて、東映特撮 YouTube Official にて「仮面ライダーW」の脚本を務めた三条陸とプロデューサー塚田英明の対談映像も公開。今年6月に世界最大級のアニメーション映画祭である「アヌシー国際アニメーション映画祭」で発表されたもので、特撮からマンガ、アニメへと新たなステージへと進む仮面ライダーWの魅力を、知られざる制作エピソードやクリエイターたちの作品に込められた熱い思いなどを紹介しながら語っている。(編集部・大内啓輔)
アニメ「風都探偵」は2022年夏に配信予定
監督・椛島洋介コメント
「風都探偵」がアニメ化されるのならば、その監督はどうしても自分が務めたかった。「仮面ライダーW」が、「風都探偵」として漫画化されると聞いたときに、そう強く思い、そして願いました。「仮面ライダーW」を含む「仮面ライダー」シリーズは、人生で窮地に陥ったとき、いつも自分を救ってくれました。だからこそ、どうしても自分の手でその恩返しをしたかったんです。幸運なことに、今回その機会をいただくことができました。私なりの作品への愛や想いをもとに、全力で制作に挑んでいきたいと思っています。「W」の雰囲気を、そのまま再現した作品としてお届けするつもりです。どうぞご期待ください!