「TOKYO MER」まさかの展開に激震… 「嘘であってほしい」
5日に放送された鈴木亮平主演の日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系で毎週日曜よる9:00~)第10話で衝撃の展開を迎え、ネット上は悲しみの声であふれかえっている(※一部ネタバレあり)。
本作は、都知事の命で新設された救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の活躍を描く医療ドラマ。人望が厚く、驚異的な技術を持つリーダーの喜多見(鈴木)率いるチームが、“一人も死者を出さない”ミッションに挑む過酷な日々が描かれた。8月29日放送回は、関東地区の平均世帯視聴率が15%と高視聴率をたたき出している(ビデオリサーチ調べ)。
第10話の予告でMERが存亡の危機を迎えることが告知されていた通り、喜多見チーフがテロ組織への関与を疑われ、MERは出動禁止に。そんな中、ある大学で爆破事件が発生。事件は喜多見と因縁のあるエリオット・椿(城田優)が引き起こしたもので、喜多見と音羽(賀来賢人)が事件現場に駆け付けるもSNS上は喜多見がテロリストであるという疑惑であふれ、学生たちは喜多見を敵視。さらには学生たちの中に内通者がいることも発覚し、現場はパニックに陥った。
「TOKYO MER」と言えば、毎回自らの命を顧みずに患者を救おうとする喜多見、そして彼に尽くす仲間達のチームプレーにより絶体絶命の状況を打破。危機管理対策室のスタッフが「死者0」と告げ、幕を閉じるのがお約束だった。しかし、第10話の予告では初めて「死者1名」のワードが。その予告を受け覚悟する視聴者もいたものの、蓋をあけてみると予想を上回る衝撃的な展開だったことからネット上は激震。
放送後、視聴者から「嘘であってほしかった」「今までの中で一番キツイ展開」「ありえない」「まさかあの人だとは思わなかった」などショックの声が相次いだ。
ラストは悲しみに打ちのめされる喜多見チーフが映し出されたが、次週が最終回。残すところ一回で、喜多見が果たしてこの試練を乗り越えられるのか、注目が集まっている。
なお、鈴木は現在、暴力団組織の組長を演じる映画『孤狼の血 LEVEL2』が公開中。爽やかなパブリックイメージを打ち砕く熱演が話題を呼んでいる。歴史小説の大家・司馬遼太郎の同名ベストセラー小説に基づく『燃えよ剣』(10月15日公開)では、新選組局長・近藤勇を演じる。(編集部・石井百合子)