「科捜研の女」シーズン21は10.14開始!沢口靖子「底知れぬ魅力感じる」
女優の沢口靖子が16日、都内で行われた『科捜研の女 -劇場版-』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。ドラマ版のシーズン21の放送開始日が10月14日に決定したことに「『科捜研の女』にあらためて底知れぬ魅力を感じています」としみじみ語った。
【写真】内藤剛志、沢口靖子に「どっちが好きなの?」と直撃質問!イベントの模様
人気テレビドラマ「科捜研の女」の劇場版となる本作は、世界同時多発不審死事件の真相を究明するために、京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコ(沢口)や、相棒となる捜査一課の土門薫刑事らが奔走する姿を描く。この日は土門役の内藤剛志、兼崎涼介監督、劇場版に続き、ドラマのシーズン21でも主題歌として流れることとなった「声」を歌う歌手の遥海も来場した。
ステージに立った沢口は「榊マリコ役の沢口靖子です! 今日はうれしいごあいさつに駆けつけてまいりました!」と満面の笑みであいさつ。内藤も「大ヒットということで、うれしい限りでございます。面白かったですか? 犯人分かりましたか? 映画って観ていただいて完成するものだと思います。やっとエンドマークが出せるというか、こういう日を迎えられてうれしく思います」と喜びをにじませた。
また、公開後の周囲の反応について「届いています!」という沢口は、「とにかくすごく面白かった。あっという間の時間だったという声が多くて。『クレヨンしんちゃん』や『名探偵コナン』のように毎年作ってほしいという声もありました」と報告するなど、周囲の反響も上々のようだった。
この日のイベントでは、ドラマ版のシーズン21が10月14日夜8時から2クールで放送されることが発表され、会場からは拍手が。沢口も「劇場版も観て、さらにテレビシリーズを観たくなったという声をいただきまして。またマリコとして活躍できるのをうれしく思います」と晴れやかな笑顔を見せた。
テレビ版新シーズンは、今回の劇場版を観るとより楽しめる内容になるという。これまでバディとしてつかず離れずの関係性を続けてきた土門とマリコだが、劇場版ではマリコの元夫である倉橋拓也(渡辺いっけい)が久々に登場し、ファンをざわつかせた。それを踏まえ、新シーズンの見どころについて「にっくき渡辺いっけいがまた出てきます」と明かした内藤が、すかさず「どっちが好きなの?」とストレートに沢口に聞くというひと幕も。
しかし、それには沢口も涼しい顔で「マリコが最終的にどちらを選択するのか、楽しみにしてください!」とはぐらかしてみせて、会場を笑わせると、「2話以降もめまぐるしい展開になっております。劇場版に登場したキャラクターも出てくるので、ぜひ劇場版をご覧になってから、ドラマを楽しんでいただきたいなと思います」とアピールした。
そして最後のコメントを求められた沢口は「皆さまの応援のおかげで、こうしてもう一度この場に立つことができました。劇場版を撮り終わった時に、これまで登ったことがないような険しい山を登り切った気持ちですとお話しましたが、劇場版も公開され、新たなシリーズも放送となり、『科捜研の女』にはまだまだ見たことがない新たなステージが待っていたんだと思い、あらためてこの作品の底知れぬ魅力を感じています。皆さまがまだ知らない科学の世界、ドラマの世界に引っ張って行きますので、マリコと一緒に『科捜研の女』を楽しんでくださいね!」と会場に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
映画『科捜研の女 -劇場版-』は公開中