萩原みのり、3年ぶりの主演作『成れの果て』劇場公開が決定
女優・萩原みのりが主演を務める映画『成れの果て』が2021年12月3日より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開されることが決定した。
萩原は昨年から今年にかけて映画『街の上で』『花束みたいな恋をした』『佐々木、イン、マイマイン』『劇場版『アンダードッグ』』などの話題作に出演。単独主演作品としては『お嬢ちゃん』以来、3年ぶりとなる。最新作の原作は劇作家・映像作家のマキタカズオミが主宰する劇団「elePHANTMoon」が2009年に上演した同名戯曲で、監督を『gift』『恐怖人形』などの宮岡太郎が担当している。
本作で萩原が演じるのは、8年前のある事件によって心に傷を負って上京した主人公の小夜。その事件に関わった男性が自分の姉と婚約したことを知った小夜は、居ても立ってもいられず帰郷し、過激な行動と言動で周囲の人々をも巻き込み、それぞれの隠された人間性を抉り出していくことになる。
ほかキャストには、アニメ映画『千と千尋の神隠し』の千尋役などで知られる柊瑠美、『あの頃。』『21世紀の女の子』などの木口健太、『カメラを止めるな!』やドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」などの秋山ゆずき、Netflixオリジナルシリーズ「全裸監督」などの後藤剛範などが名を連ねる。
あわせて、ポスタービジュアルと特報映像も公開。「平穏な日常が狂い出す」のテロップと共に、小夜の帰郷を引き金に隠された人間性が炙り出されていく登場人物たちのショットが連なっていく、本作の雰囲気を伝える仕上がりとなっている。(編集部・大内啓輔)