「SATC」「ホワイトカラー」ウィリー・ガーソン、57歳で死去
テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ホワイトカラー」への出演で知られる俳優のウィリー・ガーソンさんが、ガン闘病の末、57歳で死去した。ウィリーさんのマネージャーがDeadlineに明かした。
【画像】「セックス・アンド・ザ・シティ」でのウィリーさん(左)
「セックス・アンド・ザ・シティ」では主人公キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)の親友スタンフォード役を務めたウィリーさん。今年の夏には、同作のリバイバルドラマ「アンド・ジャスト・ライク・ザット…(原題) / And Just Like That…」(米 HBO Max で今秋配信)でスタンフォードを再演していた。HBOは「ウィリー・ガーソンはプライベートでもスクリーンの上でも、彼の世界にいる全ての人にとっての光でした。彼はHBOで最も愛されているキャラクターの一人を生み出し、25年近くにわたってわたしたち家族の一員でした」と追悼コメントを発表した。
また、「ホワイトカラー」では主人公ニール(マット・ボマー)の相棒モジー役で存在感を見せたウィリーさん。共演者のマットはウィリーさんとのツーショット写真の数々と共に、「ウィリー、理解できません。フェアじゃありません。この1年、あなたはわたしに勇気、回復力、そして愛について多くのことを教えてくれました。わたしはまだ、あなたのいない世界というものを理解できていません。笑いたい時やインスパイアされたい時、あなたに電話することができない世界を」と悲痛な思いをInstagramで吐露。
「わたしたちがさよならと言った時、あなたが最後にしたのは、着けていたマスクを下げて(コロナは嫌いだ)、笑顔でわたしにウインクすることでした。それはあなたが経験した苦痛を反映していないとはわかっていますが、それはわたしにとってのあなたの全てを表していました。わたしを元気付けてくれ、より良い存在にしてくれ、いつだって笑顔にしてくれた人。それは、『ホワイトカラー』ファミリーの絆の強さもわたしに思い出させてくれました。わたしたちは皆、ウィリーのため、そして互いのためにそこにいました。ウィリー・ガーソン、ずっと愛しています。あなたはわたしたちの心にずっと生き続け、あなたの『ホワイトカラー』ファミリーはいつだってネイサン(※ウィリーさんの息子)の力になります。僕の席を取っておいてくださいね。天国に行ったらあなたと一緒のテーブルにつきたいですから」とつづっている。(編集部・市川遥)