ADVERTISEMENT

『インディ・ジョーンズ』子役も今や50歳に!公開37年後の現在とは

映画界で着実にキャリアを積んできたキー・ホイ・クァン(2017年撮影)
映画界で着実にキャリアを積んできたキー・ホイ・クァン(2017年撮影) - Joshua Blanchard / Getty Images

 24日、日本テレビ系金曜ロードショーにて、スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作総指揮による大ヒットアドベンチャー第2弾『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)が放映される。公開から37年。ハリソン・フォード演じる考古学者インディ・ジョーンズの相棒として活躍する少年ショートを演じた元人気子役のキー・ホイ・クァンは、先日50歳を迎えた。

【画像】かわいすぎ!『インディ・ジョーンズ』でのキー・ホイ・クァン

 ショート役のキー・ホイ・クァンは、1971年8月20日生まれでベトナム・サイゴン出身。1975年のサイゴン陥落により、家族で香港を経てアメリカへと渡り、スピルバーグに見出されて『魔宮の伝説』で子役デビューした。そこから、大ヒットアドベンチャー『グーニーズ』(1985)にも出演。日本でも人気を博し、台湾映画『キー・ホイ・クァンの ドロボーズ』(1986)、本田美奈子さん主演の日本映画『パッセンジャー 過ぎ去りし日々』(1987)への出演などアジア圏でも活動した。

ADVERTISEMENT

 そんな彼の人生に後々まで影響を与えたのが『魔宮の伝説』だ。本人の発言によると、同作の撮影中、スタントマンの指導に影響を受けたクァンは、テコンドーに傾倒した。テレビシリーズやシットコムへの出演、『炎のマーシャルアーツ』(1990)、『原始のマン』(1992)などに出演する一方で、映画制作に興味を持った彼は、南カリフォルニア大学の映画学部へ進学。卒業後、香港のアクション監督コリー・ユンから『X-メン』(2000)の撮影に誘われたことをきっかけに、スタントコーディネーターとして『ザ・ワン』(2001)などに参加する。

1984年、ルーカス、キャプショー、スピルバーグ監督とクアン Bryn Colton / Getty Images

 英語・広東語・北京語を操り、香港において、ウォン・カーウァイ監督の下で働いていたというクァンは、長らく俳優業から遠ざかっていたが、2021年にNetflix映画『オハナ』に出演。さらに『スイス・アーミー・マン』(2016)のダニエル・シャイナートダニエル・クワン監督の新作で、ミシェル・ヨーと共演する『エブリシング・エブリウェア・アール・アット・ワンス(原題) / Everything Everywhere All at Once』への出演も決定しており、これから俳優としても健在な姿を見ることができそうだ。(編集部・入倉功一)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT