イタリア児童文学をアニメ化『シチリアを征服したクマ王国の物語』日本公開が決定
フランス・イタリア合作アニメーション映画『The Bears' Famous Invasion of Sicily(英題)』の邦題が『シチリアを征服したクマ王国の物語』に決定し、2022年1月4日より公開されることが明らかになった。あわせてポスタービジュアルも公開された。
【写真】イギリス児童文学「くまのパディントン」を映画化した『パディントン』
イタリアの作家ディーノ・ブッツァーティが1945年に発表した児童文学を原作とした本作は、多様な文化の中で他者を受け入れることの大切さがテーマになっている。とおいむかし、高くそびえる山で静かに暮らしていたクマの王レオンスが、ハンターたちに捕らえられた息子・トニオを救出すべく山を下り、残忍な大公や化け猫、人食い鬼、幽霊、魔法使いなどと戦う姿を描く。監督はカンヌ国際映画祭やベネチア国際映画祭のポスターイラストなどでも知られるロレンツォ・マトッティが務める。
公開されたポスターには、崖の上に二本足で立って何かを叫んでいるクマの姿が描かれている。「クマはハダカのほうがいい」というキャッチコピーが添えられ、ユーモアあふれるファンタジックな仕上がりになっている。(今井優)