横浜流星が役者として大切にしていること『DIVOC-12』インタビュー映像が公開
オムニバス映画『DIVOC-12』(10月1日公開)より、『名もなき一篇・アンナ』の主演・横浜流星と藤井道人監督によるインタビュー映像が公開された。
『DIVOC-12』は、12人の監督と12本の短編からなるオムニバス映画。『新聞記者』の藤井道人監督、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子監督が中核となり、一般公募で選ばれた新人を含む9人の監督が各監督のもとに集結。キャストには横浜流星、松本穂香、小関裕太をはじめ、窪塚洋介、清野菜名、笠松将、前田敦子らが集結している。
横浜が主演を務める『名もなき一篇・アンナ』は、喪失感を抱き続ける男(横浜)が時空を超える旅の中で、突然現れた女性アンナ(ロン・モンロウ)と出会い、自分の運命と向き合っていく再生の物語。今回公開された映像は、撮影の待ち時間に藤井監督が自らVlogカメラを回し、横浜にインタビューをするという内容のもの。
映画『青の帰り道』への出演をきっかけに絆を深めていった横浜と藤井監督。「役者として大切にしているもの」という問いでは、「誰よりもその役のことを考える」と横浜が回答し、藤井監督も「オレから見るとやっぱり手を抜かないよね」と横浜への信頼感を改めて語っている。
藤井監督が「次はどんな作品、どんな役柄に挑戦したいですか?」と聞くと、「まずはオリジナルがいいですね」と言う横浜。観た人の心に何か残せるような作品に挑戦したいと続けると、「そういう作品をミッチー(藤井監督)と一緒にやりたい」と笑顔で答えるなど、二人の絆が感じられる映像となっている。
また、『DIVOC-12』ができるまでの軌跡を追ったドキュメンタリー映像が、ソニー・ピクチャーズ公式YouTubeチャンネルで公開されることが決まった。12人の監督が紡いだ12の物語の完成までを追った内容で、順次、同チャンネルにて公開される予定となっている。(清水一)