『天使にラブ・ソングを…』3の監督決定 ウーピー・ゴールドバーグも復帰と米報道
ウーピー・ゴールドバーグ主演のミュージックコメディー『天使にラブ・ソングを…』第3弾の監督と脚本家が決定したと、Deadlineが独占で報じた。ウーピーも再び出演するといい、長年報じられてきた企画が本格始動するようだ。
『天使にラブ・ソングを…』(1992)は、殺人事件の目撃者となり、修道院でかくまわれることになったクラブ歌手のデロリス(ウーピー)が、音楽を通じてお堅いシスターたちと友情を育んでいくコメディー。続編『天使にラブ・ソングを2』(1993)も製作され、ブロードウェイでミュージカル化。日本では昨年、久々に地上波放送されたことでも話題を呼んだ。
もともとリメイク企画が報じられていたが、2018年にディズニーが公式配信サービスDisney+(ディズニープラス)向けに続編を作るとVarietyほか各メディアが報道。その際は違う脚本家とプロデューサーのもとで進行中と報じられていたが、その後、具体的な進捗がなかった。
情報筋がDeadlineに明かしたところでは、シリーズ第3弾のメガホンを取るのは、人気ミュージカル映画のドラマ版「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」で企画・製作総指揮を務めるティム・フェデリー。SFドラマ「ザ・ネバーズ」などに携わるマードゥリー・シェーカーと共に脚本も手掛ける。ウーピーはもデロリス役に復帰するほか、タイラー・ペリーと共にプロデュースを兼任するという。
新作についてウーピーは、2018年に出演したイギリスの情報番組「Good Morning Britain」で「『天使にラブ・ソングを3』にはならない。全く新しいバージョンになるのよ」「わたしはカメオ出演することになると思う」などと語っていたが、同サイトは、詳細は現在のところ不明だと報じている。(編集部・入倉功一)