新選組ズラリ！岡田准一ら『燃えよ剣』オフショット公開
11日、岡田准一主演の映画『燃えよ剣』(10月15日公開）から、土方歳三役の岡田ら9名の新選組キャストが集合したオフショットが公開された。
岡田准一と原田眞人監督の名コンビが『関ヶ原』に続き、司馬遼太郎（遼のしんにょうは点2つ）の同名ベストセラー小説を映画化した本作。黒船来航後の佐幕派と倒幕派が対立する幕末を舞台に、わずか6年だけ存在した新選組の志士たちの生きざまを描く。鬼の副長と呼ばれた土方歳三と、新選組はいかにして歴史に名を刻む存在となったのか……？
オフショットには、劇中とは打って変わって和やかな雰囲気の新選組の主力メンバーがずらり。新選組局長・近藤勇（鈴木亮平）、副長・土方（岡田）、一番隊組長・沖田総司（山田涼介）、六番隊組長・井上源三郎（たかお鷹）、土方と同じ副長の山南敬助（安井順平）、二番隊組長・永倉新八（谷田歩）、八番隊組長・藤堂平助（金田哲）、副長助勤・斎藤一（松下洸平）、十番隊組長・原田左之助（吉田健悟）らが並んでいる。
新選組の中でも、とりわけ固い絆で結ばれていた土方・近藤・沖田の3人。彼らを演じた岡田准一、鈴木亮平、山田涼介も撮影現場では深い信頼関係を築いていたようで、座長の岡田は「鈴木さんも山田君も、それぞれが演じるキャラクター同士で生まれる化学反応みたいなものを一緒に探していけたのかなと思います」と述懐。
対する鈴木も「岡田さんほど映画作りのことを理解している俳優はいないんじゃないか。自分が一番がんばっている背中を見せて、引っ張っていく姿は相変わらず勉強になりました。山田君はとにかく役者に向いてますね。沖田の病気の役作りも本当にずっと自分でやってましたし、素晴らしかったです」と岡田と山田を絶賛。一方、岡田、鈴木と初共演を果たした山田も、「鈴木さんは、現場でカメラが回る前からずっと新選組の士気をあげてくださっていて、岡田さんは黙々と隊士一人一人の殺陣をずっと現場で見てくださいました。だから近藤さんが新選組の士気を作って、土方さんがその土台を作っていく、というか、その作業が新選組そのものだ！ と。お二人の姿勢がかっこよかったです」と2人に大いに刺激を受けた様子だ。（編集部・石井百合子）