神回!「おかえりモネ」永瀬廉が涙の名演 りょーちんにエール相次ぐ
15日に放送された連続テレビ小説「おかえりモネ」第110回で、漁師の亮にふんする永瀬廉がこれまで一人で抱えてきた激情を爆発させる場面があり、視聴者から「りょーちんの涙が苦しい」「目が離せなかった」「りょーちんどうか幸せになって」など涙の感想やエールが続々寄せられている。
本作は、宮城県は気仙沼に生まれ育ち、震災での心の傷を負った永浦百音(清原果耶)が気象予報の仕事を通じて成長していく物語。脚本は、人気ドラマ「きのう何食べた?」の劇場版の公開を控える安達奈緒子。
第110回では、長年りょーちんこと百音の同級生・亮に思いを寄せる百音の妹・未知(蒔田彩珠)と、震災で母親を亡くした悲劇から立ち直れずにいた亮が向き合う展開に。第16週「若き者たち」79回では、亮が百音に「わかってんでしょ……?」とすがる一幕があり大きな反響を呼んだが、第110回も永瀬の独壇場ともいえる見せ場となった。
前話では嵐の影響で、亮が乗っている船が低気圧にはまって動けなくなる事態に。いてもたってもいられなくなる未知と百音だったが、未知はもっと早くに自分の思いを伝えればよかったと亮への思いを一層募らせることとなった。
未知は無事に戻った亮と本音で話し合う決意をするが、亮は相変わらず「俺大丈夫だから……」と笑みを浮かべ、自分と一緒にいてもつらいだけだと未知を諭し、未知は亮が自分には心を開いてくれないことに傷つく。平行線をたどる二人に、このままではダメだとばかりに手を差し伸べたのが百音で、亮に「笑わなくていい」「大丈夫って言いながら本当は何を思っていたの?」と迫った。
そんな百音に、亮は初めて本音を吐露。彼が涙ながらに放った切実な一言が視聴者を揺さぶり、SNS上では「迫真の演技で朝から涙が」「涙が止まらない」「圧巻でした」「本当に美しかった」など、永瀬の演技に言及する声であふれかえっている。
ラストでは亮が一縷の希望を感じさせる言葉をつぶやき、「幸せになってほしい」というエールも続々寄せられている。(編集部・石井百合子)