藤ヶ谷太輔、主演ミュージカル再演に自信!メンバーは「もちろん観に来てくれると思います」
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が21日、都内で行われた主演ミュージカル「ドン・ジュアン」の公開ゲネプロ後の取材会に、真彩希帆、鶴見辰吾、生田大和(潤色・演出)と登壇し、「自分にとっての代表作」と本作にかける情熱を見せた。
本作は、ヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイ作曲の情熱溢れる名曲で彩ったフレンチ・ミュージカル。藤ヶ谷は2019年に自身初のミュージカルとして主演を務めており、今作は待望の再演となる。
あらゆる女を魅了し、悪徳と放蕩(ほうとう)の限りを尽くすドン・ジュアン役の藤ヶ谷は、「前回より、すべてにおいてパワーアップしていなければいけないというプレッシャーがあるなか、それを乗り越ええていける自信があります」と胸を張り、「命を削って、その日にできることはその日に全力を出し切ってやります」と力を込める。
鶴見は、「ドン・ジュアン役は、芝居が上手くて歌が上手いだけではダメ。できる人は、今考えると藤ヶ谷くんしかいないんじゃないかな。だいぶ板についてきて、自分のものにしている」と感心すると、「ドン・ジュアンに深みが出てきたところがグレードアップした一番の見どころじゃないですかね」と今作のポイントもあげた。
一方、体もグレードアップしていることをゲネプロ鑑賞後のインタビュアーから指摘された藤ヶ谷は、「2年前より体が少し大きくなりました。こんなにはだける衣装はあまりないですし、ドン・ジュアンは男性としての色気を出していかないといけないので、(体も)見どころのひとつだと思います」とアピールした。
藤ヶ谷は座長らしい行いのひとつとして、「チームウェアを110着くらいつくりました。ドン・ジュアンはバラが印象的なので、僕は絵が描けないから口で伝えて、(バラの)デザインもやらせていただきました」と報告する場面も。鶴見から「偉いのは、初演のメンバーの分もつくってお渡ししている。そういう気遣いが藤ヶ谷くんのハートのよさ」と褒められると、藤ヶ谷は今作のマリア役の真彩に向かい、「作らないと前回のマリアとバチバチしちゃう」と冗談を言って笑い合うとともに、「僕にとってカンパニーは初めてで、みなさんのおかげで前へ進めたので自然とそうなりました」と、前作を共にしたスタッフ・キャストに感謝を示した。
本作は、Kis-My-Ft2メンバーも大好きな作品だそうで、藤ヶ谷は、「もちろん観に来てくれると思います。再演をやると言ったときに(特に)宮田(俊哉)と千賀(健永)が『やったー!』って言っていました。すごく楽しみにしてくれているから頑張らなきゃ」とますますのやる気を見せていた。(錦怜那)
ミュージカル「ドン・ジュアン」東京公演は10月21日から11月6日までTBS赤坂ACTシアターで上演