「和田家の男たち」放送スタート!相葉雅紀がネットニュース記者に
相葉雅紀が主演を務めるドラマ「和田家の男たち」(テレビ朝日系、毎週金曜よる11時15分~0時15分)が10月22日よりスタート。相葉にとっては「僕とシッポと神楽坂」以来、3年ぶりの連続ドラマ主演となる本作の見どころを紹介する。
本作は、これまで「長男の嫁」「ふたりっ子」などのホームドラマや「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などのラブストーリーで知られる大石静が脚本を手掛ける異色の家族の物語。先ごろ放送された松坂桃李主演のラブコメ「あのときキスしておけば」から一転、男ばかりの家族の姿が描かれる。
相葉が演じるのは、14年勤めた会社がコロナ禍のあおりを受けて倒産し、デリバリーサービスの配達員に勤しむ37歳の和田優。ひょんなことから20数年ぶりに祖父の寛と再会を果たし、さらには疎遠になっていた父の秀平に「一緒に住まないか」と提案されたことで、3人はひとつ屋根の下で一緒に共同生活を送ることに。デリバリー配達員を続けながら、和田家の家事全般を担っていたある日、大学の後輩のツテでネットニュース編集部の記者として記事を書き始めることになる。
三世代の男たちによる突然の共同生活。テレビ局の報道番組「フロンティアニュース」の総合プロデューサーを務める父の秀平を佐々木蔵之介、元新聞社の社長で現在は論説委員としてコラムを寄稿している新聞界のレジェンドともいうべき祖父の寛を段田安則が演じる。同じマスコミといっても三者三葉の世界、価値観や職業倫理も異なる“和田家の男たち”に図らずも訪れた、同じ食卓を囲む日々──。相葉、佐々木、段田のそれぞれの個性がぶつかり合い、どのような化学反応を見せるのか、期待が高まるところ。
共演陣も豪華な顔ぶれが揃う。優の母親・りえを演じるのは小池栄子。優が10歳のときに同じ報道ニュース番組の後輩で7歳年下だった秀平と再婚したりえだが、翌年の取材中に事故で急逝。りえの亡き後、血の繋がらない父と息子として一緒に暮らしていた二人は、優が大学卒業を機に家を出たことで疎遠気味に。物語は、優と秀平が久しぶりに再会したところから始まる。
そして、優が勤めるネットニュース「バズとぴ」編集部の編集者・志麻さと美を石川恋、編集部の同僚で優のことを気にかける事務職のおじさん・印田吾郎を駒木根隆介が演じるほか、秀平の右腕として報道番組「フロンティアニュース」を支えるデスクの滝口剛役を岡部たかし、同じく「フロンティアニュース」のスタッフで、秀平に密かな思いを寄せるディレクターの井上智子役を宮澤美保が務める。また、幼少期の優を演じるのは、子役として映画やドラマに出演する潤浩(ゆんほ)。
そのなかでも注目は、優をライターとして誘う編集部員の三ツ村翔星にふんする Aぇ! group(関西ジャニーズJr.)の正門良規。連続テレビ小説「スカーレット」をはじめ、役者としてさまざまな作品に出演する正門は、事務所の先輩である相葉と初共演。劇中では、大学時代のゼミの後輩でありながら、仕事上では上司にあたるという複雑な立場の三ツ村を演じることになる。(編集部・大内啓輔)