鷲見玲奈「ドクターX」であざとさ満載の女優に!みなぎる野心が新たな火種に…
米倉涼子が主演を務めるドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」第7シリーズ(テレビ朝日系)の第4話(11月4日放送)に元テレビ東京アナウンサーの鷲見玲奈が女優役で出演することが明らかになった。
本作は、米倉ふんする孤高のフリーランス外科医・大門未知子の活躍を描く人気シリーズの最新作。大門未知子(米倉)が医師としての道義を純粋に貫き続ける一方、メスを使わない新治療体制「ケミカルサージェリー」を推進する内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が率いる内科と、分院に追いやられて肩身の狭い外科の勢力争いが描かれている。
11月4日放送の第4話では、甲状腺がんで極秘入院した人気ミュージカル女優・四季唯花(凰稀かなめ)が外科手術を断固拒否し、ケミカルサージェリーを選択したことで、医局の勢力争いは激化することに。そこに加えて、女優同士の争いも勃発することになる。その火付け役となる唯花のライバル女優・早水楓(はやみ・かえで)を人気フリーアナウンサーとして活躍する鷲見玲奈が演じることが決定した。
鷲見が演じる楓は、世界的大舞台で主演を務めることになっていた唯花の入院を機に、主役の座を奪おうと闘志をむき出しにする。唯花を心配しているふりを装いながら、欲しい物を手に入れるために手段を問わず相手を精神的に追い詰めていく。そんな楓の動きは東帝大学病院の采配にも思わぬ影響を及ぼすことになる。
出演にあたり、鷲見は「牌を争うという意味では、女優の世界は少しアナウンサーにも通じる部分があるのかもしれません(笑)。そう思ったので、自分がかつて抱いた悔しい気持ちなどを思い出したりして、演じました」と率直にコメント。「凰稀さんとバチバチし合う場面では、リハーサル中、あまりに強い凰稀さんの眼に思わず怯んでしまいました」と明かしつつも、野心みなぎる臨戦態勢の女優を演じきった。
鷲見によるあざとさ満載の芝居は、米倉や看護師の大間正子を演じる今田美桜にも好評だったということで「撮影現場ではガチガチに緊張していたのですが、リハーサルでは私のあざとい役どころのセリフに米倉さんや今田さんが笑ってくださって、少し緊張が和らいだのを覚えています」と振り返っている。(編集部・大内啓輔)
鷲見玲奈(早水楓・役) コメント
「ドクターX」にゲスト出演できると初めて聞いたとき、自分の耳を疑いました。私自身も何度も見ていた人気ドラマに、まさか出演できるなんて思ってもみなかったので、「本当にあの『ドクターX』!?」という感じでした。
私の役は、凰稀かなめさんが演じられるミュージカル女優から、主役の座を奪おうとするライバル女優です。牌を争うという意味では、女優の世界は少しアナウンサーにも通じる部分があるのかもしれません(笑)。そう思ったので、自分がかつて抱いた悔しい気持ちなどを思い出したりして、演じました。凰稀さんとバチバチし合う場面では、リハーサル中、あまりに強い凰稀さんの眼に思わず怯んでしまいましたが、本番では気持ちを入れ直して臨みました。
実は私、現場ではガチガチに緊張していたのですが、出演者の皆さんがとても明るく、優しくて、安心しました。リハーサルでは私のあざとい役どころのセリフに米倉(涼子)さんや今田(美桜)さんが笑ってくださって、少し緊張が和らいだのを覚えています。たくさんのファンがいらっしゃる“愛されるドラマ”に参加させていただくことに、いまだ不安もありますが、どうか温かい目でご覧いただけたら、うれしいです。