ジョン・ウー監督、セリフなしのアクション映画で再びハリウッドへ
映画『フェイス／オフ』『男たちの挽歌』などのジョン・ウー監督が、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のジョエル・キナマンを主演に迎える新作映画『サイレン・ナイト（原題） / Silent Night』で、久々にアメリカ映画を監督するとDeadlineが独占で報じた。
関係者が同サイトに明かしたところでは、同作は一切セリフのないアクション映画になる予定で、ジョエルは、失った幼い息子の復讐のために、裏社会へと足を踏み入れる父親を演じるという。
独特の映像美とアクション演出で世界中にファンを持つウー監督は、ジャン＝クロード・ヴァン・ダム主演の『ハード・ターゲット』（1993）から、ハリウッドで『ブロークン・アロー』（1996）、『M:I-2』（2000）など数々のアクション映画を監督。ベン・アフレック主演の『ペイチェック 消された記憶』（2003）以降は、再びアジア圏を中心とした映画製作に戻り、赤壁の戦いを全2部作で描く『レッドクリフ』は日本でもヒットを記録した。
『サイレン・ナイト（原題）』のプロデューサーには『ジョン・ウィック』シリーズのベイジル・イヴァニクとエリカ・リーらが名を連ねており、現在はジョエル以外のキャスティングが進行中ということだ。
ウー監督がメガホンを取りジョン・トラヴォルタとニコラス・ケイジが共演した『フェイス／オフ』は、『ゴジラvsコング』のアダム・ウィンガード監督による新作企画の存在が各メディアで報じられている。