山田裕貴、“マベジョー”の絆は健在！『テン・ゴーカイジャー』にスタッフ愛感じる

　俳優の山田裕貴が4日、新宿バルト9で行われたVシネクスト『テン・ゴーカイジャー』の完成披露舞台あいさつに出席。10年ぶりの新作に「映画を含めて50冊以上の台本を読んできましたが、また『ゴーカイジャー』の本が読める嬉しさを感じました」と喜びを爆発させた。イベントには小澤亮太、市道真央、清水一希、小池唯、池田純矢、中澤祥次郎監督も参加した。

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　『テン・ゴーカイジャー』は、スーパー戦隊シリーズ第35作「海賊戦隊ゴーカイジャー」のその後を描く10年ぶりの完全新作。ゴーカイブルー／ジョー・ギブケン役として参加した山田は、「『ゴーカイジャー』と書かれた台本を持ったとき、感動してしまって読めなかったんです。そのまま台本を読まずに感覚で動いて（芝居をして）しまいました」と発言すると、池田や清水などから「誰が演じていたんだよ」と総ツッコミを受けて客席を笑わせる。

　「まあ、それはウソですが」と気を取り直した山田は、「みんなの役名や、変身してからのゴーカイレッドやゴーカイブルーという並びを見て、僕ら映画を含めて50冊以上もやってきたんだなと」しみじみ語ると、「またこの本を読める嬉しさを感じました」と笑顔をのぞかせていた。

　山田の思いはみな同じだったようで、ゴーカイピンク／アイム・ド・ファミーユ役の小池も「10年前にもこうした企画をやる、やらないという会話をしていたので、台本をもらったときは『ついにきたか』と嬉しさと懐かしさが押し寄せてきました」と語ると、ゴーカイシルバー／伊狩鎧役の池田は「台本を読んで『このぐらいはできるだろう』という愛の鞭を感じました」と感想を述べていた。

　「久しぶりという感じは全くなかった」と口を揃えるメンバーたち。池田が「撮影初日に、裕貴に『ギャグをやってよ』と言ったら、10年前とまったく同じギャグをやってくれたんです」と裏話を披露すると、山田は観客の前でギャグを見せて会場を盛り上げた。

　終始メンバーたちの息の合ったトークが展開されていたが、山田は「10年の時を経たスタッフさんたちの愛を感じることができました」としみじみ語ると、「マベジョー（小澤演じるマーベラスと山田ふんするジョー）のいつもの絆がありつつ、監督に無理言って相談させてもらったチャレンジを観ていただけたら」と見どころを語っていた。（磯部正和）

Vシネクスト『テン・ゴーカイジャー』は11月12日より期間限定で劇場上映　ブルーレイ＆DVDは2022年3月9日発売