「仮面ライダーオーズ」完全新作は映司&アンクの旅の“終着点” 渡部秀&三浦涼介、完結編に意気込み
第34回東京国際映画祭
5日、特撮ドラマ「仮面ライダーオーズ/OOO」(2010~2011)の10年ぶりとなる完全新作『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』が、2022年春に期間限定で劇場公開されることが発表され、主人公・火野映司役の渡部秀とアンク役の三浦涼介が第34回東京国際映画祭にサプライズ登場。客席から大きな拍手と歓声が巻き起こるなか、渡部は「アンクと共にこの日を待ちながら役者道をまい進してきました」と感無量な表情を浮かべた。会場には、ヒロイン・泉比奈役の高田里穂と後藤慎太郎役の君嶋麻耶も駆けつけた。
【動画】アンク復活!『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』特報
Vシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』は、「仮面ライダーオーズ/OOO」テレビシリーズ最終話の10年後を描いた正統続編。消滅してしまったアンクの復活と、新たな敵との戦いを描いた物語となる。
映画祭の会場である日比谷ステップ広場のビジョンに、新作発表の文字と特報が映し出されると、客席からは大きなどよめきが。興奮冷めやらぬ中、登場した渡部は「放送終了から10年、アンクと共に10年間。この日を待ちながら役者道をまい進してきました」と相棒の三浦を見つめると、高田は三浦に向かって「アンク復活だね。おめでたい」と語り掛ける。
満面の笑みを浮かべた三浦は、「10年前のアンクに戻れるよう、スタッフやキャストの皆さんの力を借りながら、多少なりとも10年前に戻れたような感覚で撮影することができました」と清々しい表情で語る。高田も「個人的に映司くんとアンク、比奈が再会するシーンは嬉しかったですが、どのシーンも本当に胸アツでした」と撮影を振り返ると、君嶋も「みんなと撮影で会ったとき『これはファンに喜んでいただける作品になるな』と感じました。ワンシーン毎に必死に頑張ってやらせていただきました」と語っていた。
歓声が鳴り止まぬなか、渡部は「最終話から10年後の世界の話、映司とアンクの旅の終着点が描かれると共に、この作品で『仮面ライダーオーズ』は完結編になります」と語ると、「ぜひ来年春の上映を楽しみにしてください。僕たちも上映まで気を抜かず頑張っていきたいです」と公開まで全力で走り抜けることを宣言していた。(磯部正和)
Vシネクスト『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』は2022年春期間限定で劇場上映 Blu-ray&DVDは2022年8月24日発売