東山紀之「必殺仕事人」新作放送!岸優太&西畑大吾、兄弟役で初参戦
東山紀之主演の時代劇「必殺仕事人」シリーズの新作となるスペシャルドラマが、2022年新春に放送(ABCテレビ・テレビ朝日系)されることが決定、岸優太(King & Prince)と西畑大吾(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が、兄弟役でシリーズに初参戦することが明らかになった。
今回も、東山演じる本町奉行所の同心・渡辺小五郎を筆頭に、松岡昌宏、知念侑李、和久井映見、遠藤憲一らふんする仕事人たちが、人知れず悪を成敗する「必殺」シリーズ。世相を反映した物語でも話題を呼んでおり、今回は、夜ごと世にはびこる悪事を落書きに残しては去って行く、神出鬼没のアーティスト・バンクシーならぬ晩来(ばんくる)が登場。SNSの怖さをテーマに、晩来に影響を受けて「世直し組」を結成した若者たちの正義が暴走するさまを描く。
岸と西畑は、ゲスト出演者としてシリーズに初参戦。岸が演じるのは、小五郎の下で働く岡っ引き・亥吉。権力に屈する奉行所に失望した亥吉は、西畑が演じる絵師・才三とともに、晩来として世に隠れた悪事を暴き始め、次第にその世直しをエスカレートさせていく。
岸は、初共演となる東山に連絡をした際に「リラックスして伸び伸びとやってくれればいい。とにかく楽しんで!」と優しい言葉を贈られ「そのおかげでいい意味で肩の力を抜いてやらせていただくことができました」と感謝。「東山さんは、すべてを知り尽くしていらっしゃるからか、ナチュラルにかっこいい所作を取り入れていらっしゃるんですよね。東山さんが袖から小銭を取り出す所作を『すごくかっこいい!』と思いながら見ていました」と敬服するばかりだ。
同じく初共演に緊張していたという西畑も「最初にお話してくださった内容が税金のことだったんです(笑)。緊張が解けて、ありがたかったです」といい、「松岡さんともお会いすることがあまりなかったんですが、ある日僕たちのところに来てくださったんです。風のように現れて、風のように去って行かれたんですけど、わざわざ来てくださったと聞いて、その男気に惚れました。才三が涼次にあこがれているのと同じで、西畑大吾的にもポッとなりました(笑)」と先輩たちとの仕事を振り返っている。
そして、東山は「僕が初めて“必殺”に出演させていただいた年齢が、藤田まことさんが“必殺”を始められた時と同じなので、バトンを受け継がせていただいたのかなという思いもあります」と15年目の節目で迎える新作にしみじみ。若手の2人を迎える立場となり「今回は、若い2人と一緒に新しい風を吹かせていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!」と力強く語っている。(編集部・入倉功一)