マーベル『エターナルズ』が初登場1位!
全米ボックスオフィス考
先週末(11月5日~11月7日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、マーベル映画『エターナルズ』が興行収入7,129万7,219ドル(約78億円)で首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)
同作は7,000年にわたって人類を見守ってきた集団エターナルズが、地球滅亡の危機に立ち向かう姿を描いたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作。オスカー監督のクロエ・ジャオ(『ノマドランド』)がメガホンを取り、アンジェリーナ・ジョリー、マ・ドンソク、リチャード・マッデン、ジェンマ・チャン、サルマ・ハエック、クメイル・ナンジアニら多様なキャストが集結した。オープニング興収は7,500万~8,000万ドル(約83億~88億円)と予想されていたが及ばず。MCU映画では珍しく、批評家からの評価も振るわなかった。
それでもコロナ禍のオープニング興収としては、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に続き4番目にいい成績だ。
このほか、拡大公開となった『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』が10位から6位にランクアップし、クリステン・スチュワートがダイアナ元妃にふんした『スペンサー(原題)』が8位デビューを果たしている。(編集部・市川遥)
11月5日~11月7日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『エターナルズ』
2(1)『DUNE/デューン 砂の惑星』
3(3)『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
4(5)『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
5(8)『ロン 僕のポンコツ・ボット』
6(10)『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
7(2)『ハロウィン KILLS』
8(初)『スペンサー(原題)』
9(6)『アントラーズ(原題) / Antlers』
10(7)『ラストナイト・イン・ソーホー』