「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリがエターナルズを描いた!キャスト監修コラボアート公開
12日、マーベル・スタジオ最新作『エターナルズ』に登場するヒーローたちを、大ヒット漫画「テルマエ・ロマエ」などで知られるヤマザキマリが描いたコラボレーションアートが公開された。
『エターナルズ』は、7,000年にわたって人類の営みを密かに見守ってきた超人族エターナルズが、再び地球に訪れた危機に立ち向かうアクション巨編。ジェンマ・チャン、アンジェリーナ・ジョリー、マ・ドンソクほか多彩なキャストを起用し、映画『ノマドランド』でアカデミー賞作品賞と監督賞を手にしたクロエ・ジャオ監督がメガホンを取った。
公開されたコラボアートは、『エターナルズ』のポスターをもとに、ヤマザキがキャラクター達を描き下ろしたもの。アンジーをはじめ本作のキャスト全員が監修した一品となっており、これにはヤマザキも驚き。「今年アカデミー賞を受賞したクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』は人間の価値観の差異や地球で生きることを感じさせる衝撃的作品でしたが、彼女のマーベルのスーパーヒーローものを撮影すると知った時は驚きました。ジャオ監督へのリスペクトも含め、イラストでコラボの企画をいただいた時は迷わず引き受けさせていただきましたが、わたしの描いたキャラクターをキャストの方たちそれぞれに直接確認したと知った時は更に驚きました」とコメントしている。
また「一番意識したのは役者さんそれぞれの魅力をどう引き出すかという点でした」というヤマザキは、「宇宙種族である彼らのそれぞれの地球での馴染みかたも魅力的。ボリウッドのスターとして活躍するキンゴや、博物館のキュレーターであるセルシなど、10人の性質や行動の多元性もこの作品の大きな魅力になっていると思います」とエターナルズの魅力を分析。「それぞれ異なる特性を持ち、異なる生き方をしている存在が、地球を守るという意識を共有しともに行動をする、その姿勢は今という時代を生きる我々人類が最も参考にするべきことなのかもしれません。エターナルズはまさにそんな自覚を強く覚醒させてくれる作品だと思います」と語っている。(編集部・入倉功一)
映画『エターナルズ』は全国公開中