トム・ホランド、僕のスパイダーマンとしての集大成 『ノー・ウェイ・ホーム』予告上映イベントで心境告白
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』新予告編の上映イベントが現地時間16日、アメリカ・ロサンゼルスの映画館で行われ、主演のトム・ホランドがサプライズ登場。会場に集まった450人、中継先のメキシコ会場にいる226人のファンに向けて、シリーズ最新作に対する思いを語った。
新たな予告編を一足先に観られるとあって、イベント開始前から会場のボルテージは最高潮。ファンの歓声と拍手で迎えられたトムは、「この映画は僕のスパイダーマンとしての集大成であるだけではなく、ほかのユニバースからヴィランたちが集まってくるんだ。俳優として、そしてスパイダーマンの大ファンとしてこの作品に参加できたことは本当にうれしい! 早く皆に観てもらいたい! とにかく、驚きや興奮する要素がいっぱいなんだ!」と現在の心境を告白する。
公開された映像では、新たに『アメイジング・スパイダーマン2』の悪役エレクトロ(ジェイミー・フォックス)をはじめ、サム・ライミ監督の『スパイダーマン3』からサンドマン、『アメイジング・スパイダーマン』からリザードといった歴代ヴィランの登場が判明。グリーン・ゴブリンのビジュアルや、アームの色が変化するドック・オク、インテグレーテッドスーツ姿のスパイダーマンなどファン大興奮の新情報が詰まっていた。
予告編の上映が終わると、トムに向けてスタンディングオベーションが送られた。トムは、2016年から演じるスパイダーマンについて「この役にキャスティングされたのは僕が18歳の時。庭にいたら突然(マーベル・スタジオ社長の)ケヴィン・ファイギから電話がかかってきて、その時から人生が変わったんだ」と明かすと、「いま予告編を観た映画、これは史上最高級のスーパーヒーロー映画なんだ! みんなの盛り上がりを見て、心からうれしいし感謝の気持ちでいっぱいだよ」と改めてファンに感謝した。
その後も、「シリーズで好きなキャラクターは?」「好きなシーンは?」「撮影で大変だったことは?」など観客の質問に丁寧に回答したトム。イベント終了間際には、「今日はみんなが集まってくれて心から感謝してるよ。とにかく早く映画を観てほしい。是非映画館でね! 僕が出演しているからそう言わざるを得ないけど、信じてほしい、本当に驚くから! 今日はありがとう!」と満面の笑みでメッセージを送っていた。(編集部・倉本拓弥)
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日全国公開