「最愛」大輝のハグの破壊力 胸キュン止まらぬ視聴者続々
吉高由里子が主演を務めるTBS系連続ドラマ「最愛」(金曜22時~)の第6話が19日に放送され、松下洸平演じる大輝の梨央(吉高)への想いがあふれる名シーンで「かっこよすぎる」「切なすぎて泣ける」と視聴者から大反響を呼んでいる。
15年前に起きた失踪事件が現在の殺人事件へと繋がる「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事・宮崎大輝(松下)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の3人を中心に展開するオリジナルのサスペンスラブストーリー。失踪から15年後に白骨遺体で発見された渡辺康介(朝井大智)と、その10日後に遺体で発見された康介の父・昭(酒向芳)、2つの未解決事件をめぐる物語が展開する。(以下、第6話のネタバレあり)
第6話では、警察に連行された梨央(吉高)の弟・優(高橋文哉)をめぐる、加瀬(井浦)と大輝ら警察の攻防が描かれた。結果、加瀬の尽力もあり優は不起訴処分となって梨央のもとに戻ってきたが、加瀬から大輝(松下)も「力になってくれたと思う」と聞いた梨央は「今日の夜、会えますか」とメールで大輝を呼び出した。
夜、大輝の立場が悪くなると嫌だからもう会わないようにすると電話で告げる梨央。「最後に顔が見たかったんや」という梨央の言葉に、彼女の姿を探す大輝は、遠くの歩道橋の上にいる梨央を見つける。そしてぼそっと「勝手に決めんな」と言う大輝。梨央のいる方へ少し近寄り、大声で「勝手に決めんな」と叫び、その場を離れようとする梨央を追いかける。
追いついた大輝は、それでもその場を立ち去ろうとする梨央の腕をつかみ、ぎゅっと梨央を抱きしめる。初めは抵抗した梨央もそっと抱き返すが、「じゃあね」と言って、呼び止める大輝の前から手を振って消えて行った。宇多田ヒカルの主題歌「君に夢中」が絶妙なタイミングで流れるこの一連のシーンは、大輝と梨央の複雑な想いが絡み合う名シーンとなった。SNSでは「トキメキが止まらない」「キュン死するかと思った」「カッコ良くて、余計に切ない」「刺さった」「泣けて仕方ない」「リピートしまくってる」といった感想が続々と投稿されている。(清水一)