白石和彌が初プロデュース!生田斗真主演で『渇水』映画化
生田斗真が主演を務め、『凶悪』や『孤狼の血』シリーズなどの白石和彌監督が初プロデュースする映画『渇水』が、2022年に公開される。
原作は1990年に文學界新人賞を受賞し、第103回芥川賞候補となって注目を浴びた、河林満さんの同名小説。生田が演じるのは、水道料金を滞納する家庭の水を停める業務(=停水執行)に就く、市の水道局職員・岩切俊作。心の渇きにもがく中で、育児放棄を受ける幼い姉妹との出会いから、ささやかな幸せを求めて本当の自分を取り戻してゆく男性を熱演する。監督は、宮藤官九郎監督作などで助監督を務めた高橋正弥。今年8月から9月にかけて、群馬県前橋市を中心に撮影が行われた。
生田は「空気や太陽の光はタダなのに、どうして水はタダじゃないんだと、世の不条理に疑問を持ち始める主人公に少しの希望と微かな光を与える事が出来たらという思いで精一杯演じました」と力強くコメントしている。(清水一)