「SUPER RICH」結木滉星の豹変演技に反響
25日に放送された江口のりこ主演の木曜劇場「SUPER RICH」(フジテレビ系・毎週木曜よる10時~放送)第7話で、特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」などで知られる結木滉星が見せた迫真の演技が反響を呼んでいる(※ネタバレあり。7話の詳細に触れています)。
本作は、江口演じる破天荒なアラフォーのベンチャー社長・氷河衛(ひょうが・まもる)の波瀾万丈な半生を描くストーリー。ビジネスパートナーである一ノ瀬亮(戸次重幸)の裏切りにより全てを失った衛が、古い一軒家を借りて電子書籍会社「スリースターブックス」を始動し、幸せのカタチ=スーパーリッチを追い求めるさまを描く。
第7話は、白無垢姿の衛が街中を爆走するシーンからスタート。社に着くなり「まさか、あなたが裏切るん?」と愕然とした表情を浮かべ、SNS上では事態をのみこめない視聴者たちが「何事?」とざわざわ。そこから109日前。衛が春野優(赤楚衛二)からプロポーズされる急展開となるも、ロマンチックなシチュエーションから一転、社では盗作漫画が流出する事件が勃発。それは編集長・碇健二(古田新太)がかつて務めていた出版社から刊行される予定だったはずの作品とソックリな内容で、コマ割りやセリフに至るまで同じだという。出版社の社員いわく他社の人間だからと碇に見せたそうで、碇に盗作の疑惑が向けられた。
SNS上では冒頭に提示された「裏切り者」の存在を巡ってさまざまな推測が展開されていたが、その正体は結木演じる「スリースターブックス」のアルバイト、城戸密(きど・ひそか)。彼はフランス語とタガログ語を操るトリリンガルで、プレゼン先の社内事情を見極める観察眼を持ち、そのハイスペックぶりには碇も舌を巻いていた。
なぜ城戸は衛を裏切ったのか。好青年だった城戸が一瞬にして変貌し、衛ら社員たちに真意をぶちまけるさまには視聴者も騒然。演じる結木が「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(2018~2019)で人気を博していただけに、「パトレン1号なのに…」「豹変すごい」「別人みたいじゃない?びっくり」「怖すぎる」など戦慄、驚きの声が寄せられていた。
結木は、今年は「ミヤコが京都にやって来た!」「#コールドゲーム」「エロい彼氏が私を魅わす」などドラマ出演が相次ぎ、TELASAオリジナルドラマ「主夫メゾン」では稲葉友、奥野壮、磯村勇斗、瀬戸利樹らと共に主演を務めるなど快進撃が続いている。(編集部・石川友里恵)