松本潤『99.9』映画版メイキング映像 香川照之と爆笑の掛け合い
松本潤主演の『99.9－刑事専門弁護士－ THE MOVIE』（12月30日公開）から、シリーズの名コンビとしておなじみの松本と香川照之のユニークな掛け合いを捉えたメイキング映像が8日、公開された。
本作は、松本が2016年と2018年にTBSの日曜劇場枠（毎週日曜夜9時～）で主演を務めた連続ドラマシリーズ「99.9-刑事専門弁護士-」の映画版。日本の刑事事件における裁判有罪率が99.9％とされるなか、残りの「0.1％」を諦めず事実を追求する弁護士たちを描くリーガル・エンターテインメントで、映画版では杉咲花演じる新米弁護士・穂乃果が新ヒロインとして登場。型破りな弁護士・深山（松本）らが、15年前に起きた天華村毒物殺人ワイン事件に挑む。
メイキング映像は、毒物ワイン殺人事件が起きた村でのシーン。松本が木村ひさし監督と念入りに打合せをする様子から始まり、深山、穂乃果、パラリーガルの藤野（マギー）が、上司の佐田（香川照之）とリモートでコンタクトをとるシーンへ。
事件現場へ来られなかった佐田がリモートで参加するも、深山はニヤニヤしながらカメラに度々手をかざして妨害し、佐田が「何やってんだよ、やめてって。見えないって！」と抗議。佐田が深山にイジられ慌てる様子が微笑ましく、香川が「本セリフまでいかないじゃん！」とツッコミを入れ現場が笑いに包まれる……といった様子で、ドラマシリーズから息の合った掛け合いを見せてきた松本と香川の仲睦まじさがうかがえる。
佐田側の撮影は後日だったにもかかわらず、現場に赴き撮影に付き合った香川は「最初から現場に行かないといけないと思っていました。リモート画面を使った佐田と深山のおなじみ感あるやりとりも、現場で一緒にリハーサルしたからこそ生まれたやりとりです」と撮影を振り、シリーズへの思い入れの強さをうかがわせた。（編集部・石井百合子）