「カムカムエヴリバディ」村雨辰剛が米軍将校役で本格登場!今後の出演作にも注目
現在放送中の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか、土曜は1週間の振り返り)の第6週に、スウェーデン出身の庭師・村雨辰剛が米軍将校のロバート・ローズウッド役で出演している。
村雨辰剛がイケメンすぎ…「カムカムエヴリバディ」第28回の場面カット【写真】
スウェーデン出身ながら日本に帰化し、庭師となった異色の経歴を持つ村雨。モデルやタレントとして活躍するなか、NHKの人気番組「みんなで筋肉体操」の“筋肉体操ファミリー”として大きな注目を浴びた。
初の朝ドラ出演となる「カムカムエヴリバディ」では、進駐軍の将校であるロバート・ローズウッドにふんする。物語では、言葉が通じず困っていたロバートを安子(上白石萌音)が助けたことで、彼女にとって大きな転機が訪れることになる。ラジオ英語講座で英語を学んだ安子がロバートとどのような交流を繰り広げるのか、注目したい。
その村雨はこれまで役者として、小栗旬が主演を務めたテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「二つの祖国」で、極東国際軍事裁判でマイクチェックをするアメリカ人技術者を演じてドラマ初出演。演技を初披露した。その後は深田恭子主演のドラマ「ルパンの娘」の第4話では、写真の中で姿を見せて声も披露したほか、高橋克典が主演したドラマスペシャル「庶務行員・多加賀主水4」では本人役で出演を果たした。初の朝ドラでは本格的な演技が見られることになりそうだ。
今後の待機作にも期待がかかる。すでに発表されているものとして、前作の朝ドラ「おかえりモネ」も話題を呼んだ永瀬廉(King & Prince)が主演を務めるNHKの土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(全4回)が控えている。幕末の国際都市・長崎で、言葉を操る者たちの人間模様が描かれる同作で、村雨はオランダ商館の勝手方として、オランダ船の交易や出島の出納を取り仕切るヤンセンにふんする。
役者としての活躍も増えていきそうな村雨だが、そのルックスと日本語・英語・スウェーデン語を操るトライリンガルとしての語学力を生かした演技に注目だ。(編集部・大内啓輔)