幽霊とサラリーマンの奇妙な同居生活…「左様なら今晩は」実写映画化
漫画「繋がる個体」「戯けてルネサンス」「サブスク彼女」などの作品で知られる山本中学による「左様なら今晩は」が実写映画化されることが明らかになった。
2019年から「ヤングキング」(少年画報社)にて連載され、2020年に単行本化された「左様なら今晩は」。同棲していた恋人に別れを告げられた、ごく普通のサラリーマンの半澤陽平と、彼の部屋に突如姿を現した幽霊のアイスケの奇妙な共同生活が描かれる。
生きている間に恋愛を経験しなかったウブでピュアなアイスケと、相手の気持ちに気づけない恋に不器用な陽平。最初はぎこちない関係の二人だが、同じ空間で時間を過ごすうちにお互いを理解し距離を縮めていくことになる。映画版では原作とは異なるオリジナルのキャラクター設定で描かれ、アイスケと陽平の物語がファンタジーではなく、リアルなラブストーリーとして映像化されるという。
また、1月8日に発売される「ヤングキング」2022年3号では、本作の読み切りがカムバック掲載される予定となっている。(編集部・大内啓輔)
原作者・山本中学のコメント
映画化していただくことになり驚きです。
自分にとって思い入れのある作品のひとつですが、単巻の過去作に客観的にまた会えるというのはとても不思議です。
漫画とはまたちがう生々しさで観客の一人として拝見できる貴重な機会、体験をさせていただきありがとうございます。