仮面ライダーセイバー・内藤秀一郎、イメージ一新の金髪姿に「正真正銘、神山飛羽真です」
俳優の内藤秀一郎が12日、新宿バルト9で行われた、Vシネクスト『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏（トリオ）』完成披露舞台あいさつに出席、テレビ放送時からイメージを一新した金髪姿で登場し、「正真正銘、神山飛羽真です」と笑顔を見せた。この日は共演者の山口貴也、青木瞭、川津明日香、飛鳥凛、上堀内佳寿也監督も登壇した。
世界と本を守るために戦う、聖剣に選ばれし剣士たちを描いた特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」の8年後を舞台とした本作。聖剣の持ち主たちが次々と消える異常事態のなか、突如として現れた謎の仮面ライダーが、剣士たちに襲いかかる。
神山飛羽真／仮面ライダーセイバー役の内藤は、自身の金髪姿に触れ「誰に会っても、誰ですか？ と聞かれるんですけど、正真正銘、神山飛羽真です」と苦笑い。作品が完成を迎え「無事に公開できた喜びと、少しだけ不安があります。今回は『仮面ライダーセイバー』初の単体映画になるんです。いろいろな影響でできなかったというのもあって、正直、本当に悔しかったんです。そうした気持ちが強かったので、こうやってみんなの前で舞台あいさつができて。本当にうれしいです」と心境を明かす。
キャスト一同、この日は劇中衣装で登場。内藤が「僕は意外とラフですよね。本編では、きっちりとしたスーツっぽい衣装が多かったのですが、大人にならないとな、ということで。8年も経ったら、逆にキレイめな格好はしないんじゃないかなと監督とも相談して、これが8年後の飛羽真っぽいかなということになりました。個人的にもブカブカな服は好きなので、気に入ってます」とコメント。
一方、ヒロイン・須藤芽依役の川津は「衣装合わせの段階で“ノー足出し”と言われたので、長めのスカートやパンツスタイルで30代に見えるようにしました。こっちの方が私服に近くて、着心地が良かったですね」と語る。
さらに富加宮賢人／仮面ライダーエスパーダ役の青木が「聡明（そうめい）な感じというか、より翻訳家らしくなったかな。この中では一番大人っぽいジャケット姿になったなと思います」と語るなど、8年の時を経て、それぞれの変化を感じさせる登壇者たちだったが、新堂倫太郎／仮面ライダーブレイズ役の山口は、テレビシリーズと変わらぬ衣装。「ソードオブロゴスの長なので忙しいんです。剣士として、このユニフォームで世界を守ってるので。これでいいと思います」と力強く語ると、会場からは拍手がわき起こった。
また物語の設定にちなんで「8年後はどうなっていると思う？」と質問された山口が「撮影が始まったのがちょうど2年前。なので、10年後に（みんなで）集まれたらいいなと思います」と語ると、上堀内監督も「また、ここに立っていたいですね。ここにいらっしゃる皆さんと、登壇している皆さんと、一人も変わらずに、このメンバーで立っていたいです」と語ると会場からはさらに大きな拍手が。会場の全員で将来の再集結を願っていた。（取材・文：壬生智裕）
Vシネクスト『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏（トリオ）』は1月28日より新宿バルト9ほか期間限定上映（Blu-ray＆DVDは5月11日発売）