月9「ミステリと言う勿れ」スタート!注目度が高いワケは?
累計発行部数1300万部を突破する超人気漫画が原作、菅田将暉の初の月9主演とあって、期待が高まる「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜21時~21時54分※初回は90分スペシャル)が、本日(10日)よりスタートとなる。放送を前に、菅田演じる風変わりな主人公・久能整をはじめ原作の世界観や登場人物を振り返ってみた。
カリスマ的人気を誇る原作
田村由美による「ミステリと言う勿れ」は、2016年に月刊フラワーズ(小学館)で連載が始まり、現在単行本10巻まで刊行。「マンガ大賞2019」「このマンガがすごい!」などで高い評価を受けている。田村の著作が実写ドラマ化されるのはこれが初となる。原作のエピソードは短いものから前後編にまたがるものまでさまざまなスケールで展開。恐怖、切なさ、笑いなど相反するテイストを織り交ぜた独特かつ繊細なテイストが後をひく。
絶大な癒やし効果を持つ主人公
菅田演じる久能整(くのう・ととのう)は、アフロヘアのような天然パーマがトレードマーク。友人も恋人もおらず、カレーをこよなく愛する大学生だ。世間で当たり前のこととして流されている事象にことごとく疑問を抱き、考え抜き、「語り出す」ためよく厄介、面倒なやつと思われがち。その一方で、鋭い洞察力によって人が無意識に抱える心の傷を探り当て、意図せずして癒やすこともしばしば。
芸達者な豪華キャスト
久能や彼が遭遇する事件にかかわる面々に芸達者な豪華キャストが集結。久能が、とある事件の容疑者になったことをきっかけに知り合う大隣署の刑事たちに伊藤沙莉(風呂光聖子役)、尾上松也(池本優人役)、筒井道隆(青砥成昭役)、遠藤憲一(薮鑑造役)。原作では、いずれも人知れず悩みを抱えている設定となっている。久能を幼少期から支えてきた大学の准教授・天達春生に鈴木浩介。謎めいた美女たちに白石麻衣(犬堂愛珠役)、門脇麦(ライカ役)が決定している。
なお、年末にドラマの公式Twitterで久能と、黒コートを着用した人物の後ろ姿が公開。黒コートの人物は、原作のキーパーソンで久能を揺さぶる“ガロくん”こと犬堂我路ではないかと推測する声が多く寄せられており、今後のキャスト発表に注目が集まっている。(編集部・石井百合子)