永山瑛太「ミステリと言う勿れ」ビジュアルに衝撃
菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系、毎週月曜21時~21時54分)初回の放送中に予告されていなかった永山瑛太が出演し、一見本人とわからないビジュアルが話題を呼んでいる。
本作は、累計発行部数1,300万部を突破する田村由美の人気漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。初回では整が近所の公園で起きた大学生殺害事件の容疑者として任意同行、事情聴取されるさまが描かれた。
永山が登場したのは終盤、大学生殺害事件から1か月が経ってからのこと。整が展示会(印象派展)に向かうためにバスに乗ったところ運悪く、そのバスが何者かにジャックされてしまい、永山は整の後ろに乗り込んだ乗客として登場した。エンディングのクレジットによると、役名は「熊田翔」。
この人物は原作で絶大な人気を誇るキャラクターで、放送前から誰が演じるのかと注目を浴びていたが、永山が登場するなり、金髪のマッシュルームカット姿にSNS上では「パッと見わからなかった」「瑛太だって気がつかなかった」「●●くん瑛太なの!?」と騒然。当の永山は放送当日、自身のSNSに「ミステリ、絶対面白いでしょ!! 天才、整くんは、菅田くんしか出来ないでしょ!!」と投稿していた。
なお放送後に公開された2話の予告では、大隣警察署の面々が連続生き埋め殺人事件の捜査に奔走する一方、整がバスジャック犯と対峙する様子が。整が犯人に淡々と「ここで起こるすべての問題はあなたのせいで起こるんです。全部あなたのせいです。あなただけが悪いんです」と言い放つ様子や、バスの乗客たちがとある屋敷に集められる様子などが見られ、白石麻衣演じる謎の美女・犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ)の姿も。
熊田が「まさか本当に死ぬと思わなかった」という不穏な言葉を口にする一方、整と“噛み合わない”会話を展開する様子も。「君……面白い人だよね」(熊田)、「面白くないです。それ地毛ですか? いいですね、直毛で」(整)、「そこ気になるとこ今?」(熊田)、「夢に見る髪ですよ……」(整)といった具合で、殺伐とした状況下でクスリとさせる会話が続くが、果たして熊田は何者なのか。(編集部・石井百合子)