新人賞4冠の注目俳優・奥平大兼、ドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」に出演
映画デビュー作『MOTHER マザー』で日本アカデミー賞やキネマ旬報ベスト・テン、ブルーリボン賞などの新人賞4冠を獲得した注目の俳優・奥平大兼が、日本テレビで2月27日より放送開始のドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」(13時45分~、関東ローカル)に出演することが明らかになった。
【写真】演技が話題を呼んだ『MOTHER マザー』の奥平大兼
本作は、複雑な家庭環境や中学時代のトラウマから明るい未来を思い描けずにいた神谷詩子(茅島みずき)や、詩子のダンスをきっかけに意気投合した寺島史也ら高校生6人の青春を映し出す“Zドラマ”。“Zドラマ”とは、「Z世代に向けたエール」をコンセプトにドラマの世界観をメディアや手法にとらわれず自由なカタチで描くプロジェクトで、今回の「卒業式に、神谷詩子がいない」では月~土曜日に短尺の縦型ショート動画コンテンツを各SNSで毎日配信するといった試みが行われる。
そんな本作で奥平が演じるのは、頭脳明晰な大手スーパーの御曹司・寺島史也。何でもそれなりにこなすことができる史也は、友達と騒ぐことがあってもどこか冷静で俯瞰しているが、ダンスをきっかけに詩子たちとかけがえのない仲間になっていくという役どころだ。
奥平は「同世代の方々と大人数でお芝居するというのが初めてなので嬉しかったですし、すごく楽しみです」と喜びをにじませ、「その時のテンションだったり現場の雰囲気でお芝居も変わると思うので、どのように作り上げられるのかが、すごく楽しみです。僕も頑張りたいなと思います」と意気込む。さらに、「今のリアルな高校生の姿を見せたいなと思っています。この6人でしか見せられない高校生の姿を見せつつ、物語としてどうなっていくかを楽しんでもらえると嬉しいです」と思いを語った。
監督を務めるのは「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などの伊藤彰記。仲野尚之プロデューサーは、「Z世代を体現する俳優が、真摯に懸命に演じる姿を是非ご覧ください。この思いが全ての高校生たちへのエールになりますように。心を込めて、青春と真っ直ぐ
向き合っていきます」とコメントを寄せた。(編集部・吉田唯)