新プリキュア主役・菱川花菜に「まぶしー!」清水理沙&井口裕香も太鼓判
人気アニメ「プリキュア」シリーズの19作目となる「デリシャスパーティ・プリキュア」の会見がオンラインで開催され、キュアプレシャス/和実ゆい役の菱川花菜、キュアスパイシー/芙羽ここね役の清水理沙、キュアヤムヤム/華満らん役の井口裕香が出席。新番組への意気込みを語った。
「デリシャスパーティ・プリキュア」オンライン会見フォトギャラリー
今回のプリキュアは、食事や料理がモチーフ。この世のおりょうりをつかさどる世界クッキングダムから、すべてのおりょうりの作り方が書かれたアイテム・レシピボンを盗んだ怪盗ブンドル団に、中学2年生の女の子たちがプリキュアに変身して立ち向かう。
初のレギュラー番組が「プリキュア」シリーズの主役となった新人の菱川。保育園に通っていたころに放送されていた「フレッシュプリキュア!」が特に大好きだったといい「そんな番組のオーディションを受けられると聞いて、めちゃめちゃテンションが上がりました」と合否に関係なく、オーディションに感激していたという。
それだけに、合格の知らせを聞いた際は「うれしくて信じられませんでした」と振り返ると「収録中も、夢なのでは……と思うことが多かったのですが、今日こうしてスパイシー(清水)やヤムヤム(井口)と一緒に会見に参加することができて、ようやく夢じゃないんだと実感できました」と笑顔を弾けさせる。
清水や井口も、過去に幾度も「プリキュア」のオーディションを受けていたようで、清水が「合格の知らせを受けたときは、うれしくて舞い上がってしまいました」と夢心地だったことを明かすと、井口は「もう受からないと思って、どんな形でも作品に関われたらと思っていたので、プリキュアとして合格できたときにはうれしくて大泣きしてしまいました」と語った。
「ごはんは笑顔」が本作のテーマとあって、菱川は「保育園のとき、みんなで育てたジャガイモを調理して炒め物を作ったのですが、そのときの料理がおいしすぎて、わたしにとってプレシャスなご飯でした」とほっこりエピソードを披露。また、彼女の演じるゆいが、おばあちゃんからもらった言葉を大切にしていることにちなみ、大事にしている言葉を聞かれると「ありがとうとごめんなさいは、いくつになっても人にちゃんと言えるようにしたい」とモットーを明かす。
そんな菱川について、清水は「花菜ちゃんは、ゆいそのまま。オーディションのとき、みんな緊張しているなか、学生服を着て大きな声で『おはようございます!』って入ってきたんです。前向きさと明るさを持っていて、いつも現場を明るくしてくれています」と明かすと、井口も「オーディションのとき、さっそうとミニスカートの制服で現れたとき、まぶしー! これはプリキュアだって思いました。主役なので緊張していると思うのですが、すごく明るく現場を引っ張ってくれている、プレシャスな女の子です」と絶賛していた。
コロナ禍が続き、大勢で集まって食事をすることが難しい世の中。菱川は「いま、みんなでご飯を食べることがなかなか厳しくて、とても寂しいのですが、『みんなでご飯を食べると美味しいんだよ』とか、『ご飯をシェアできたら幸せなんだよ』ということを感じていただければ」と作品に込めた思いを語っていた。(磯部正和)
アニメ「デリシャスパーティ・プリキュア」は2月6日放送開始(ABCテレビ・テレビ朝日系列日曜朝8時30分~)