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森田剛、有村架純から“本気”のビンタ「ものすごいものを持っていた」

ビンタシーンを振り返った有村架純&森田剛
ビンタシーンを振り返った有村架純&森田剛

 有村架純森田剛が29日、都内で行われた映画『前科者』の公開記念舞台あいさつに出席し、劇中で有村が森田にビンタをするシーンを振り返った。この日は、共演の磯村勇斗若葉竜也、メガホンを取った岸善幸監督も登壇した。

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 『前科者』は、連続ドラマ化された原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名漫画を映画化したヒューマンドラマ。有村は、罪を犯した前科者たちの更生・社会復帰を目指して奮闘する保護司・阿川佳代を、『ヒメアノ~ル』(2016)以来約6年ぶりの映画出演となる森田は、社会復帰が近づく中、忽然と姿を消して再び警察から追われる男・工藤誠を演じた。

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 この日はスクリーンに劇中のシーンが映し出され、登壇者がそれぞれ該当シーンを撮影していた時の心境などを明かした。有村は、森田ふんする工藤にビンタをするシーンを振り返り、「台本を読んだときから、佳代の感情のピークがそこにあって、どう気持ちを積み上げていくかを考えていた」と告白。「ビンタをしたところの感情は、あまり覚えていないです。森田さんにビンタをする、気持ちを込めてやらないとただ痛いだけになってしまうので、本気でやるぞという思いでした」と撮影当時の心境を明かした。

 撮影で有村からのビンタを受けた森田は、「ものすごいものを持っていました。重いやつでした」とその威力を冗談交じりに表現。「台本を読んだときにこのシーンをやりたいと思っていた。長いシーンでしたし、ここで有村さんに言われた言葉が、工藤にとって全てのような気がして。自分がもう一回生きてみようって思える大事なシーンでした」とキャラクターにとっても重要なシーンだったと明かすと、有村も「台本を読んだとき、胸から喉元まで這い上がってくるような感情があったんですが、森田さんと撮影を通じてさらに日々を重ねていくと、喉元どころか口から溢れるような感情がものすごくあった」と続けた。

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 イベント終盤では、映画のタイトルにちなんで自分が「何者」かを発表し合う一幕も。有村は「緊張しやすい者」と自身を分析し、「堂々としていると思われがちですけど、撮影前は手汗も書きます」と照れ臭そうに話した。森田は有村の回答に「緊張している感じを見せないと思っていましたけど」とツッコミ入れ、「堂々としているから、緊張しているようには見えない」と笑顔。「俺は何者だろう」と悩みつつ、自身の似顔絵を描いたパネルを提示すると、有村から「この森田さんはどう見てもモンスター」とツッコミ返しを受けていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『前科者』は全国公開中

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