名探偵ポアロ役に広瀬彰勇『ナイル殺人事件』日本版声優発表
28日、『オリエント急行殺人事件』に続いて、アガサ・クリスティの推理小説を、ケネス・ブラナーの監督・主演で映画化した『ナイル殺人事件』の日本版声優が発表された。ケネス演じる名探偵エルキュール・ポアロ役の広瀬彰勇をはじめ、豪華声優が集結する。
世界一の名探偵ポアロが、エジプトのナイル川を往く豪華客船で起きた、密室殺人事件に挑む本作。劇団四季出身で、数々の映画やドラマ、洋画吹替で活躍する広瀬は、「エジプトの美しい背景を舞台に愛憎渦巻くサスペンスが展開し、人間の愛と欲望を深く掘り下げた脚本が見事です」と本作を絶賛。「『私は知っています……愛のために……人は…人を殺す。』ポアロの言葉が21世紀の現代を生きる我々にも突き刺さる気がします。私も観客として公開を待ち望んでおりました。是非映画館のスクリーンで堪能して貰いたい大作です」と呼びかけている。
そして、ポアロの友人ブーク(トム・ベイトマン)役に中村悠一、大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)役に甲斐田裕子、リネットの夫サイモン(アーミー・ハマー)役に津田健次郎、謎めいた恋人ジャクリーン(エマ・マッキー)役に森千晃と、一線で活躍する声優陣が主要キャラクターの声を担当する。
そのほか、事件に関わる重要人物にも豪華キャストが決定。結婚式に雇われたシンガー・サロメのマネージャーで姪のロザリーを早見沙織、サロメを桜井ひとみ、ブークの母親ユーフェミアを榊原良子、リネットの名付け親であり後見人のスカイラーを小宮和枝、スカイラーの看護師バワーズを一龍斎春水、リネットの友人で医師のドクター・ウィンドルシャムを川島得愛、リネットの財産管理人アンドリューを内田岳志、リネットのメイド・ルイーズを潘めぐみが担当する。主要声優キャストのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
映画『ナイル殺人事件』は2月25日より全国公開
##広瀬彰勇(名探偵ポアロ役)
今回、ケネス・ブラナー扮するエルキュール・ポアロの吹き替えを担当させて頂き大変光栄に感じております。前作、『オリエント急行殺人事件』に引き続きケネス・ブラナー氏自らの監督による本作はエジプトの美しい背景を舞台に愛憎渦巻くサスペンスが展開し、人間の愛と欲望を深く掘り下げた脚本が見事です。
『私は知っています……愛のために……人は…人を殺す。』
ポアロの言葉が21世紀の現代を生きる我々にも突き刺さる気がします。私も観客として公開を待ち望んでおりました。是非映画館のスクリーンで堪能して貰いたい大作です
中村悠一(ポアロの友人ブーク役)
前作ではいいポジション取りをしていたブーク。
彼が今作また登場できると聞いて、今度は一体どんな役割なんだろ? と思っていましたが…?!
驚きのドラマの連続でドキドキワクワクしていただけること間違いなしだと思います! お楽しみに。
甲斐田裕子(大富豪の娘リネット役)
原作のリネットは、美しくも高慢で周りから厭われていますが、ガル・ガドット演じるリネットは、芯があり賢く優しさも持ち合わせています。
ただ資産家ゆえに人を信じられない恐怖と弱さを隠し持つ。その辺りを損なわないように演じようと心掛けました。
原作とは設定が少しずつ変化しているので、話を知っている人にも楽しんでもらえると思います。また、さすがケネス・ブラナー、シェイクスピアの「アントニーとクレオパトラ」の引用が散りばめられています。ご期待下さい!
津田健次郎(リネットの夫サイモン役 )
アガサ・クリスティの名作を映画化した「ナイル殺人事件」にサイモン役で参加させて頂き光栄です。
サイモンは美しさと力強さを同居させた魅力のあるキャラクターだと思っております。
名匠ケネス・ブラナー監督の描く華やかな上流社会の中で更にサイモンは輝きます。
そんなサイモンの魅力を日本語でお伝え出来る様に、細かいニュアンスにもこだわり丁寧に演じさせて頂きました。
エジプトの壮大な景色の中で繰り広げられる華やかで残酷な名作ミステリー、どうぞお楽しみに。是非劇場でご覧下さい。
森千晃(謎めいた恋人ジャクリーン役)
私の中で、現実では関わり合いたくない人、作中No.1はジャクリーンです。
心底悪い人間では無いと思うのですが、何をするかわからなくて恐ろしい…だからこそ映画の中ではとっても魅力的で、目が離せない存在になっています。
そんなジャクリーンがどんな行動に出るのか、最後まで楽しんでいただければ幸いです!