『ミラベルと魔法だらけの家』劇中歌が全米チャート1位!『アラジン』以来29年ぶりの快挙
映画『ミラベルと魔法だらけの家』の劇中歌「We Don't Talk About Bruno(秘密のブルーノ)」が、全米シングルチャートで1位を記録した。ディズニーアニメーション映画の楽曲としては、『アラジン』(1992)の「ホール・ニュー・ワールド」以来29年ぶり2度目の快挙となった。ビルボードが発表した。
【動画】「We Don't Talk About Bruno(秘密のブルーノ)」本編映像
『ミラベルと魔法だらけの家』はカラフルなコロンビアを舞台に、魔法に満ちた不思議な家に暮らすマドリガル家の少女ミラベルを主人公にしたミュージカル作品。「We Don't Talk About Bruno(秘密のブルーノ)」はマドリガル家では“触れてはいけない存在”とされているブルーノおじさんについて、家族たちがその不吉な話をミラベルに話して聞かせるアンサンブル楽曲だ。
一度聴いたら耳から離れない「We Don't Talk About Bruno(秘密のブルーノ)」は着々と順位を上げていき、ついに現地時間1月31日、大旋風を巻き起こした『アナと雪の女王』の「Let It Go」でもなし得なかった全米シングルチャート1位を獲得するに至った(「Let It Go」の最高順位は5位)。
作詞・作曲は、『モアナと伝説の海』や大ヒットミュージカル「ハミルトン」を手掛けた超売れっ子のリン=マヌエル・ミランダだ。同楽曲がここまでのヒットになるとは予想していなかったというリンは1月のPeople.comのインタビューで、「僕の息子が学校から家に帰って来て、『お父さん、みんなあの曲を歌っているよ』と言うんだ。彼は誇らしく思うのと同時に、『もういい加減にして』とも思っているみたい。だって彼がこの曲を聴いたのは昨年5月で、彼にしたら『もういいよ』って感じだから」と子供たちの間での反響の大きさを明かしていた。(編集部・市川遥)